「東京2020:記憶に残る一瞬を、一枚の写真から」 10/17 Days

  • 文:Pen編集部
Share:
オリンピックの花形種目・陸上男子100mは、イタリアのラモントマルチェル・ヤコブス選手が制した。決勝を9秒80のヨーロッパ新記録で走って金メダル。ジャマイカのウサイン・ボルト選手が2008年に北京五輪以降3連覇していた種目で、久々の新チャンピオンが東京で誕生した。1331782891, Cameron Spencer/Getty Images

17日間にわたるスポーツの祭典「東京2020五輪」。大会期間中、Penオンラインではその日の"ベストショット"毎日配信。写真を選び提供するのは、IOCオフィシャルフォトエージェンシー「Getty Images」。本企画はクリエイティブな視点と写真表現を通して、オリンピックの中で生まれるさまざまな"一瞬のドラマ"に注目。

大会10日目は、Getty Images エディトリアルオペレーション部門の最高責任者である、マイケル・ヘイマン氏のコメントとともに、各競技の中からその日のベストショットをご紹介。いわゆるスポーツ写真とは異なる、アーティスティックなビジュアルとともに、「東京2020五輪」の新たな魅力を切り取る。

「長い間男子陸上界に君臨したウサイン・ボルト選手が一線を退いた後、初のオリンピック男子100m決勝。イタリアのラモント マルチェル・ヤコブス選手が、世界に衝撃を与えました。Getty Imagesのスタッフフォトグラファー、キャメロン・スペンサーが、トラックの外側に設置したリモートカメラをトラックの内側から巧みに操作し、新たな歴史が始まる瞬間をとらえた一枚です」

Michael Heiman.jpg
Michael Heiman(マイケル・ヘイマン)●Getty Images エディトリアルオペレーション部門 バイス・プレジテント。オフィシャルフォトエージェンシーとして、オリンピック、FIFA、クリケットとラグビーのワールドカップ、UEFA ヨ ーロピアンカップ、水泳・陸上競技の世界選手権など、国際スポーツ大会に おける現地での撮影計画と技術を担当。現在、エディトリアルオペレーション部門の最高責任者。2008年の北京大会以降、すべてのオリンピック大会を担当。14年FIFA ワールドカップ・ブラジル大会、NFLスーパーボウル、ゴルフやテニスのメジャー大会、国政選挙、授賞式などの撮影における企画・実行の重要な役割を果たしている。photo:Getty Images

関連記事