17日間にわたるスポーツの祭典「東京2020五輪」。大会期間中、Penオンラインではその日の"ベストショット"毎日配信。写真を選び提供するのは、IOCオフィシャルフォトエージェンシー「Getty Images」。本企画はクリエイティブな視点と写真表現を通して、オリンピックの中で生まれるさまざまな"一瞬のドラマ"に注目。
大会6日目は、Getty Images エディトリアルオペレーション部門の最高責任者である、マイケル・ヘイマン氏のコメントとともに、各競技の中からその日のベストショットをご紹介。いわゆるスポーツ写真とは異なる、アーティスティックなビジュアルとともに、「東京2020五輪」の新たな魅力を切り取る。
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「Getty Imagesのスタッフフォトグラファー、パトリック・スミスが、フェンシング男子サーブル団体準決勝で対戦した、イタリア代表のルイジ・セメレ選手とハンガリー代表のアロン・シラギ選手の動きとアクションをスローシャッターで撮影した1枚です。背景のオリンピックリング(五輪マーク)を捉えることで、写真に時間と場所の感覚が生まれています。このような写真を撮るには、本来はフレーム内にピントの合ったモノを入れなければならず、スローシャッターでは非常に難しい技術とされています」