17日間にわたるスポーツの祭典「東京2020五輪」が遂に開幕した。大会期間中、Penオンラインではその日の"ベストショット"毎日配信。写真を選び提供するのは、IOCオフィシャルフォトエージェンシー「Getty Images」。本企画はクリエイティブな視点と写真表現を通して、オリンピックの中で生まれるさまざまなドラマに注目。
大会4日目は、Getty Imagesのエディトリアルオペレーション部門の最高責任者である、マイケル・ヘイマン氏のコメントとともに、各競技の中からその日のベストショットをご紹介。いわゆるスポーツ写真とは異なる、アーティスティックなビジュアルとともに、「東京2020五輪」の新たな魅力を切り取る。
---fadeinPager---
「オリンピックファンならば、開幕前に誰が次のビッグスターとしてブレイクし、その名を歴史に刻むだろうと想像するでしょう。スケートボード女子ストリートの初代チャンピオンとなった、13歳のスケートボーダー西矢椛選手は、全世界に衝撃を与え、オリンピック史上最年少の金メダリストのひとりとなりました(*)。Getty Imagesのスタッフフォトグラファー、パトリック・スミスが、金メダル獲得の瞬間の西矢選手の喜びを見事に捉えた一枚です」
*史上最も若い女性の金メダリストは、米国のマージョリー・ゲストリング選手で、1936年のベルリン大会の飛び込みで、13歳267日で金メダルを獲得していた。西矢選手はゲストリングより数カ月年長となる。