17日間にわたるスポーツの祭典「東京2020五輪」。大会期間中、Penオンラインではその日の"ベストショット"毎日配信。写真を選び提供するのは、IOCオフィシャルフォトエージェンシー「Getty Images」。本企画はクリエイティブな視点と写真表現を通して、オリンピックの中で生まれるさまざまな"一瞬のドラマ"に注目。
大会9日目は、Getty Images エディトリアルオペレーション部門の最高責任者である、マイケル・ヘイマン氏のコメントとともに、各競技の中からその日のベストショットをご紹介。いわゆるスポーツ写真とは異なる、アーティスティックなビジュアルとともに、「東京2020五輪」の新たな魅力を切り取る。
「いまから33年前、アメリカのフローレンス・グリフィス・ジョイナー選手が、ソウル五輪の陸上女子100m決勝で打ち立てたオリンピック記録を破り、フィニッシュラインを越えてスコアボードを指差すジャマイカ代表のエレーン・トンプソンヘラ選手。この1枚を撮影したGetty Images スタッフフォトグラファーのキャメロン・スペンサーは、望遠レンズを使用。被写界深度を浅くして背景をぼかして、トンプソンヘラ選手の喜びがより際立つように表現しています」