Pen編集者16名が初公開!我が愛読誌、教えます。
深夜のコンビニで安らげる、「ミスター・バイクBG」
山中 泉
「ミスター・バイクBG」の「BG」は「バイヤーズ・ガイド」の略。巻頭からの特集と中古オートバイの販売情報のふたつが核になった、実用的なバイク雑誌です。
これを読む理由はまず、オートバイに乗っている気分になれるから。子もち中年ライダーの編集者が、実際にバイクに乗る機会は滅多にありません。そこで、せめて帰宅途中、自宅最寄駅のコンビニで深夜にこの雑誌を読むのです。コンビニではPen競合のファッション誌やライフスタイル誌をチェックしつつも、月1回、心はクルマ・バイク雑誌の集まる棚付近へ。私の縄張りのコンビニでは、他のバイク雑誌は某ネット会社系の分厚いものがもう1誌ほど置いてあるものの、自分の好みは「ミスター・バイクBG」。その理由は、この雑誌の編集方針がしっかりとヴィンテージバイク寄りなこと。60年代から90年代くらいまでの国産絶版車がメインで、「2スト」やら「懐かしのキテレツバイク」やらの特集は、中年ライダーがノスタルジーに浸るにはぴったりのネタ。時を忘れて読んでしまいます。
正確かつ雰囲気のある表紙のバイクのイラストは毎号、バイク漫画家の東本昌平氏のもの。12月号の特集は懐かしの250ccバイクを集めた「HAPPINESS250 ニーゴーはバラエティに富んでいる!」で、往年のホンダCB250の表紙が泣かせます。とても立ち読みでは読み切れないのと、買いやすいワンコイン=500円という値段なので、結局、必ず毎号購入しています。子もち中年ライダーの編集者は、中古であっても再びバイクを買うことはなさそう。なので、「バイヤーズガイド」を読む実用性はほぼゼロなのですが、深夜のコンビニで、脳内バイクが走り出してしまう「ミスター・バイクBG」は、中年編集者の安らぎの雑誌、明日への活力なのです。
これを読む理由はまず、オートバイに乗っている気分になれるから。子もち中年ライダーの編集者が、実際にバイクに乗る機会は滅多にありません。そこで、せめて帰宅途中、自宅最寄駅のコンビニで深夜にこの雑誌を読むのです。コンビニではPen競合のファッション誌やライフスタイル誌をチェックしつつも、月1回、心はクルマ・バイク雑誌の集まる棚付近へ。私の縄張りのコンビニでは、他のバイク雑誌は某ネット会社系の分厚いものがもう1誌ほど置いてあるものの、自分の好みは「ミスター・バイクBG」。その理由は、この雑誌の編集方針がしっかりとヴィンテージバイク寄りなこと。60年代から90年代くらいまでの国産絶版車がメインで、「2スト」やら「懐かしのキテレツバイク」やらの特集は、中年ライダーがノスタルジーに浸るにはぴったりのネタ。時を忘れて読んでしまいます。
正確かつ雰囲気のある表紙のバイクのイラストは毎号、バイク漫画家の東本昌平氏のもの。12月号の特集は懐かしの250ccバイクを集めた「HAPPINESS250 ニーゴーはバラエティに富んでいる!」で、往年のホンダCB250の表紙が泣かせます。とても立ち読みでは読み切れないのと、買いやすいワンコイン=500円という値段なので、結局、必ず毎号購入しています。子もち中年ライダーの編集者は、中古であっても再びバイクを買うことはなさそう。なので、「バイヤーズガイド」を読む実用性はほぼゼロなのですが、深夜のコンビニで、脳内バイクが走り出してしまう「ミスター・バイクBG」は、中年編集者の安らぎの雑誌、明日への活力なのです。
取材されているライダーたちの年齢層も高め。皆様、無事故でお願いしますね。(表紙・誌面写真:青野豊)
ミスター・バイクBG
モーターマガジン社
毎月14日発売
¥500
1976年創刊
編集人:渡辺 昌彦
モーターマガジン社
毎月14日発売
¥500
1976年創刊
編集人:渡辺 昌彦