15
最近話題のスマートウォッチ、何かお薦めはありますか?
モバイルコンシェルジュ:佐藤綾香さん
前職では、iPhoneアクセサリーやデジタルガジェットを紹介するインターネット動画制作に携わる。そこで得た知識を活かし、毎日がワクワクするような生活提案に努めている。
「いちいちスマートフォンを取り出すことなく、必要な情報を手元で確認できる、腕時計型のウェアラブルデバイス。昨年のApple Watchの登場以来、こうした『スマートウォッチ』が気になっている方は多いのではないでしょうか。独自のWatch OSを採用しているApple Watch以外にも、GoogleのAndroid OSをベースにしたAndroid Wearを採用したものなどさまざまなスマートウォッチが販売されていますが、中身がコンピューターであることから、これまでのスマートウォッチは家電やパソコンのメーカーが手がけたものが中心となっていました。しかし、最近になって腕時計メーカーもこの分野に参入し始めています。腕時計メーカーのスマートウォッチの魅力は、なんと言っても時計としてのデザインの完成度。スマートウォッチだということをあまり意識することなく、さりげなく着けていることができます」
時計メーカーならではのデザインに、オリジナル機能を搭載。
「特に普段から腕時計にこだわりをもっている方にお薦めしたいのは、スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤーの『コネクテッド』。直径46mm、厚さ12.8mmのこの時計は、ケースにチタン、ガラスにサファイアクリスタルと、本格的なクロノグラフウォッチ同様の素材を使用しています。盤面はタッチ操作可能な液晶に表示されるデジタル画面で、クロノグラフダイヤル、3針ダイヤル、GMTダイヤルの3種から選択でき、また色もブラック、ディープブルー、パールホワイトの3色を切り替えることができます。いずれもタグ・ホイヤーを代表するモデルであるカレラコレクションのフェイスデザインが細部まで忠実に再現されています。また今後は他のデザインの盤面も追加される予定で、専用アプリからダウンロードすることで自由に好みの盤面にカスタマイズして使用可能。さらに、このタグ・ホイヤー コネクテッドは、2年間使用した後、飽きてしまったら1,500ドル程度の追加を支払うことで、ほぼ同デザインの機械式タグ・ホイヤー カレラと交換することができます。コンピューターなので数年でもっとアップグレードされた製品が出るのではと思っている方も、安心ですね。むしろ普通に購入するより少しお得にカレラを手に入れるチャンスという考え方もできますよ」
「また、アメリカのライフスタイルブランド、フォッシルは2015年10月にスマートウォッチの『Fossil Q』シリーズを発表しています。これは日本では販売されていなかったのですが、2016年9月にその第2世代の製品群が上陸しました。これらはフォッシル、スカーゲン、ミスフィットといったフォッシルグループのブランドだけでなく、ディーゼル ウォッチ、エンポリオ アルマーニ、ケイト・スペード ニューヨーク、マイケル・コースといったライセンスブランドと合わせて7ブランドから合計107モデルが順次リリースされていきます。ブランドごとに特徴のあるデザインを採用し、それぞれ遊び心のあるオリジナルの機能も搭載しているので、気に入った1本が見つかると思います」
コンシェルジュからの一言
モバイルコンシェルジュ:佐藤綾香さん
●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550 http://real.tsite.jp/futakotamagawa/