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持ち歩きにも便利な「サーフェス」、その実力と便利グッズを教えてください!
ネットワーキング担当:伊藤 謙一郎さん
電機メーカーで商品企画に長く携わり、携帯電話を中心に数多くのヒット商品を手がけた経歴をもつ。家電事業全体に精通するが、特にPCの商品選びのアドバイスに際しては、「何に使うか」に着目して、PCを上手に活用して生活を楽しくするためのさまざまな提案をしてくれる。
「最近はノートPCでもタッチ操作やペンでの操作に対応したものが増えていますが、サーフェスはキーボードが別売りなので、本体としてはタブレットPCに分類されるデバイスです。ウィンドウズマシンの場合、ノートPCもタブレットPCも基本的に同じOSで動きますが、頭脳にあたるCPUについて、タブレットPCはノートPCに比べて処理能力の劣るものを搭載しているのが一般的でした」
ハイエンドノートPCと遜色ないタブレット
「しかし、サーフェスプロの上位モデルは、インテルのCore i5やCore i7といった最新のCPUを備え、ノートPCのハイエンドモデルにも引けを取りません。ですからキーボードが別売りというだけで、性能も価格も実質的にはノートPCと言えるでしょう。メイン機として使うことができ、それでいてタブレットならではの持ち運びのしやすさや手軽さも備えているところが、サーフェスプロの魅力です」
「では、OSにウィンドウズを採用した他のノートPCやタブレットPCと比較した場合のサーフェスの長所はなにかと聞かれたら、トータルバランスのよさと答えます。サーフェスは、ウィンドウズの開発元であるマイクロソフトが本気でつくり込んだデバイス。昨年リリースされたOSのウィンドウズ10に合わせて設計されている部分がたくさんあります。またウィンドウズ10からは『Windows Hello』という生体認証機能が搭載されているのですが、サーフェスプロ4ではこれに合わせて赤外線カメラが採用され、カメラに顔を向ければパスワード 入力の必要なくログインすることができるようになっています。ハードとソフトがお互いに最適化されている点が最大の強みです」
「ハードとソフトを同じ開発元が手がけているデバイスといえばアップルの製品も同じです。先ほどご説明したように、サーフェスは性能的にはノートPCなので、 比較対象になるのはMacBookになります。MacBookにないサーフェスの特長は、まずタッチ操作やペンでの操作ができるという点。またエクセルやパワーポイントといったオフィスファイルを扱う必要があるなら、やはりサーフェスのほうが便利ですね。Macの場合は別途購入してインストールしなければなりませんが、サーフェスには最初からバンドルされていますから。サーフェスはボディのデザインも洗練されていますし、キーボード兼カバーのタイプカバーもカラーバリエーションが豊富で、好みの色が選べる点も魅力ですよ」
コンシェルジュからの一言
ネットワーキング担当:伊藤 謙一郎さん
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