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肩こり対策にお薦めの、マッサージ器はありますか?
健康家電担当:横野 剛 さん
健康関連の家電販売に長く携わってきたプロフェッショナル。スマホと連携するウェアラブルの運動量計からマッサージチェアや酸素カプセルまで、健康に役立つあらゆるアイテムに精通し、それらを活かした健康的な生活の送り方についてもアドバイスしてくれる。
「肩や首のマッサージ器は、マッサージチェアのように背をもたれかけさせて使うタイプのものが一般的です。しかしうまく凝りの部分に当てられなかったり、筋肉の表面に近い部分はほぐせても、奥までほぐすことができないものがほとんどでした。その理由は、普通に座ったり立ったりした状態では、首が伸びて、頸椎から背骨にかけてのラインがアーチ状になりにくいからです」
寝ながら肩甲骨の奥までほぐせる、斬新なマッサージ器。
「そこで、床に寝た状態でマッサージすることを前提につくられたのが、&MEDICAL(アンドメディカル)の『soft stone back』および『soft stone neck』。名前の通り、一見すると石状のオブジェのような外観をしています。soft stone backは、この上に仰向けで寝ることで、胸が開き、背中の理想的なアーチがつくられるので、肩甲骨まわりの筋肉をしっかりと揉み込むことができます。内部には背中の筋肉に沿うように10個のもみ玉が内蔵されていて、特に肩甲骨の2個のもみ玉がワイパーのように左右に開閉運動をすることで、肩甲骨の中に入り込み、深層筋の凝りを揉みほぐすことができます。soft stoneシリーズは、スウェーデンのデザインチーム『Claesson Koivisto Rune(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)』がデザインしたもので、いかにもマッサージ器という見た目をしていない点も魅力ですね。また、やわらかな肌触りのカバーは外して洗うことが可能です。
また、肩のマッサージには、ハンディタイプの電動マッサージ器を使っている方も多いですが、従来のものは性能のよいものほど重く、持っていると疲れてしまいがちでした。そこでお薦めしたいのがドクターエアの『3Dマッサージロール』です。パワフルながら675gと軽量で、しかも充電式コードレス。満充電で約3時間使用できるので、いつでもどこでも、場所を選ばす手軽にマッサージできます。またもちろん肩だけでなく、ふくらはぎやもも裏、腰や背中などさまざまな部位をマッサージできます。付属のアシストカバーを使えば、手の届きにくい部位にもしっかり当てることができますよ」
コンシェルジュからの一言
健康家電担当:横野 剛 さん
●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550
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