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アメリカから上陸した噂のオーディオメーカー、「ソノス」のことを教えて!
「今回は、10月に日本に初上陸したオーディオメーカー「Sonos(ソノス)」をご紹介しましょう。2002年にアメリカで生まれたSonosは、マルチルーム対応ワイヤレスホームオーディオを開発し、急成長を遂げているメーカーです。同社の製品の魅力は、何といっても使い勝手のよさ。それぞれ本体だけでなくスマートフォン用のSonosアプリで一括して管理、操作を行えます。いまはCDなどの音源よりもPC内に保存した音楽データや、インターネットでストリーミング配信された音楽を聴くことが主流になりつつありますが、Sonosは80種類以上ものストリーミング音楽サービスが利用でき、しかもすべての音楽サービスやファイルから一度に曲を検索してプレイリストを作成できます。また複数のSonos製品を別々の部屋に設置する場合、機器同士が家庭内無線メッシュ・ネットを構築してくれるので、面倒な配線は不要。そしてどの機器でどの音楽をどの音量で再生するかといったコントロールも可能です。Sonosアプリのユーザーインターフェースが実に秀逸で、これらをシンプルな操作で行えるのです」
「Sonosを体感してみたいという方に最初にお薦めしたいのが『Sonos One』です。こちらはAmazon Alexaを搭載した、いわゆるスマートスピーカー。音声によって聴きたい音楽のリクエストからニュースや天気予報の確認などが行えます。2019年にはGoogleアシスタントも搭載できるようになります。すでに各社から販売されているスマートスピーカーと比べた長所は、ふたつのAIアシスタントが使えることのほかに、オーディオメーカーならではの音質のよさがあります。低音もリッチで、単純にワイヤレススピーカーとしても十分に満足できるクオリティを備えています。2台セットで揃えるのもお薦めですよ。複雑な配線や接続設定は不要で、電源につないで置くだけで、豊かなステレオサウンドが楽しめます。また先ほども説明しましたが、Sonosアプリが本当に使いやすく、さまざまなストリーミングサービスから聴きたい音楽を簡単にすばやく探してかけることができるんです」
「次に、音にもっとこだわりたいという方にお薦めなのが、大型ホームスピーカーの『Play:5』。6つのクラスDアンプと6つの専用スピーカードライバー、3つのツイーター、3つのミッドウーファーを備え、低音域から高音域まで、クリアかつダイナミックなサウンドを奏でてくれます。ボディはコンパクトですが、オーディオマニアも納得できる音質だと思います。縦置きも可能で、ふたつ使えばさらに迫力あるサウンドが楽しめます。こちらはアナログ入力端子も備えているので、CDプレイヤーなどにつないで使うことも可能です。またSonos Oneもそうですが、防湿設計なので屋外や洗面所などで使うこともできます」
「最後にご紹介するのは、サウンドバーの『BEAM』。こちらはTVと接続して使用するのがお薦めのアイテムで、5つのクラスDデジタルアンプ、ひとつのツイーター、4つのフルレンジウーファーによって映画などを迫力かつ広がりのあるサウンドで楽しむことができます。また会話を聞き取りやすくするためのスピーチエンハンスメントや、寝ている家族を起こさないように低い音量で静かなサウンドを強調しつつ大きなサウンドを低減するナイトモードといった機能も搭載しています。もちろん音楽サービスやAirPlayも楽しめますし、Amazon Alexaも搭載しているのでスマートスピーカーとして活用できます」
「Sonosは、これまでマニアのものだったオーディオシステムの構築を一般化できるパワーのあるブランド。機器を簡単に追加していけるので、ひとつ買うとまた欲しくなる、そんな魅力があり、オーディオマニアやガジェット好きでない方にもお勧めできます。公式オンラインストアのほか、セレクトショップのビームスやAmazonなどで販売されていますが、全ラインアップに実際に触れることができるのは蔦屋家電のみ。二子玉川 蔦屋家電では11月16日(金)まで展示イベントを開催中で、会場内の音楽がある生活の場をインスタ投稿した方の中から抽選で5名の方に『Sonos One』が当たるプレゼントキャンペーンも実施しています。ぜひ体感しにお越しください」
●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550 https://store.tsite.jp/futakotamagawa/