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バルミューダの新しい空気清浄機について教えて!
「各メーカーからさまざまな製品が発売されている空気清浄機ですが、バルミューダは特に人気があるメーカーのひとつ。同社が2013年から展開していた『AirEngine(エアエンジン)』は、性能とデザイン性に優れた空気清浄機としてヒットしていましたが、ついに3月からフルモデルチェンジされることになりました。後継機種の名前は『BALMUDA The Pure(バルミューダ ザ・ピュア)』。今回は、この製品について詳しくご紹介しましょう」
「BALMUDA The Pureは、角が丸みを帯びた四角いタワー状のボディという点はAirEngineと同じですが、ひと目でわかる違いといえば、下部に穴が空いている点。この穴の上部に吸気口があり、ここから部屋の空気を吸い込んで、浄化した空気を天面から送り出します。そして作動中は開口部と流路が点灯し、空気清浄の強さによって明るさが変化します。この“光の柱”をイメージしたギミックによって、部屋の空気が清浄されていることを視覚的に実感できるようになっているのです。照度センサーを備えているので、夜の寝室などでは明るさを自動で落としてくれます。もちろん消灯モードも備えています」
「もちろん、デザインだけでなく、性能面も大きく進化しています。BALMUDA The Pureは、空気を送り出すファンの上に、さらに整流翼が設置されました。整流翼は航空機のジェットエンジンなどで使われる技術ですが、これを空気清浄機用に流体力学に基づいて再設計しています。これによって、より大容量の空気を、静かに循環させることが可能になりました。最大で毎分7000リットルの空気を清浄でき、適用床面積は36畳まで。ほぼ同サイズの他社製品の適用床面積は20〜30畳なので、この点がBALMUDA The Pureの強みと言えるでしょう。またその割に音が静かなのも魅力です。バルミューダはもともと静音性にこだわりのあるメーカーでしたが、それがさらに強化されています。寝室に置いても音を気にすることなく眠りにつけます」
「取り込んだ大容量の空気は、フィルターを通じて清浄されるわけですが、円筒形をしていたAirEngineのフィルターに対し、BALMUDA The Pureは箱型のフィルターとなりました。フィルターはプレネット、TrueHEPAフィルター、活性炭脱臭フィルターから構成されていて、プレネットで大きなホコリをキャッチするとともに微生物の繁殖を抑制し、TrueHEPAフィルターが花粉やハウスダスト、カビやウイルスなどをキャッチします。このTrueHEPAフィルターは0.3μmの微粒子を99.97%捕集できる性能を備えているので、PM2.5(粒子径が2.5μm以下の微粒子)対策もバッチリです。そしてサッカー場6面分の表面積をもつ活性炭脱臭フィルターがニオイ成分を確実に除去してくれます。また、基本性能の高さに加え、ホコリが溜まりやすいファンや整流翼は簡単に取り外して水洗いすることができるなど、手入れがしやすく常に清潔に保てるのも大きな魅力ですね。ちなみにBALMUDA The Pureは3月14日から発売されますが、銀座松屋のバルミューダ直営店と二子玉川 蔦屋家電のみで先行展示が行われています。発売前に実機を確認したいという方は、ぜひ当店までお越しください」
●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550 https://store.tsite.jp/futakotamagawa/