アイツのエリアコードは“045”。イヴォーク・コンバー...

東京車日記いっそこのままクルマれたい!

第27回 RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE/ レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル

アイツのエリアコードは“045”。イヴォーク・コンバーチブルで、ベイサイドを“バスタブ”クルージング!

構成・文:青木雄介

編集者。長距離で大型トレーラーを運転していたハードコア・ドライバー。フットボールとヒップホップとラリーが好きで、愛車は峠仕様の1992年製シボレー カマロ改。手に入れて11年、買い替え願望が片時も頭を離れたことはない。

SUVでオープンは本当に楽しい!街に、海に、山に、魔法のバスタブで出かけたいところ。個人的にはスノーウェア着て、冬山でオープンにしてみたいところ。「いっそこのままゲレンデ駆けあがっちゃう?」みたいな(笑)。

イヴォークが発表されて早6年。すっかりランドローバーの都市型SUVとして日本でも定着した感があるよね。類をみない先鋭的なデザインとともに、走り出してすぐに分かる車両剛性の高さと直4ターボの気持ち良い走りがキャラクターの、ある意味とてもエポックメイキングなクルマだった。実際、街でも多く見かけるようになったし、見かけを裏切る軽快な走り味をもったSUVっていう点も見逃せないよね! ま、高剛性ボディ・プラス直4ターボのSUVって、ここ最近の世界的な潮流の先駆けだったと言えるんじゃないかな。イヴォーク。

さて話は変わって、横浜はクルマ好きの意識が非常に高い土地柄なのはよく知られたところ(笑)。ちょうど一年前、その横浜・山下公園あたりでベッタベタのローダウンにしたイヴォークを見かけて、衝撃を受けたんだよね。

夜中だったし、最初まったく分からなくて「新しいGLE!?」って目を疑ったんだよ(笑)。ホントにホント! エアロ付けてたのもあるけど、見慣れたイヴォークが衝撃的に格好良くて、そこで得られた知見は「イヴォークはローダウンが決まる」ってことと、ローダウンにすると、まさに「走るバスタブ」になるってことなんだ(笑)。ま、ちゃんと言葉にすると、SUVの押し出しとクーペボディの流麗さが絶妙のバランスをとるってことなんだけど、同時にバブルバスにシャンパンのそれもイメージできたって訳さ。あはははは。そういうちょっと不良が入ったクルマになるんだな。そんなイヴォークのバスタブ感をローダウンなくして、鮮明にイメージさせたのが、このイヴォーク・コンバーチブルですよ。前述のバブルバスとシャンパンに、さらにオープンにして夜景を組み合わせて欲しい。ヤバイ!  超かっこいい(笑)。大人のHipHop感めちゃくちゃある!

むろん社外品のエアロつけて、車高を落とすとさらに決まるのは必至。ま、普通の新車ならカスタムはオススメしないんだけど、イヴォークは出て6年だからね(笑)。いっそ自分で新車種つくる心意気でいきたいところ。個人的には、そのままでも水陸両用車みたいで好きだけどね! そうそう。既存のイヴォーク・ユーザーにもコンバーチブルをオススメできる点としてはたとえば、心配してたオープン時の剛性なんかもまったく問題なし。ここは周到に計画されていた感あったね。あらかじめコンバーチブルを想定してつくってたって噂もあるし、このフォルムのしっくりくる感じの説明にもなるし、きっとローダウンにされるのも想定していたんじゃないかな(笑)。そんなことないか。あはははは。

RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE /レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル

●エンジン形式:2.0リッター直列4気筒ターボ
●出力:240PS
●トルク:340Nm
●トランスミッション:9速オートマチック
●車両価格:¥7,650,000

問い合わせ先/ランドローバーコール
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