メゾン初の赤い秒針に注目! アメリカズカップの公式パートナーとなった「パネライ」が、記念限定ウォッチを発表。
1851年から始まった、世界で最も権威あるヨットレース「アメリカズカップ」。第35回大会の本戦がいよいよ6月に開催されます。すでに2015年から予選にあたるワールドシリーズがスタート。15年ぶりに日本チームが参戦しているほか、昨年11月にはアジアで初めて福岡市でレース(最終第9戦)が開催されたことから、国内でも人気がさらにヒートアップしてきたようです。
「アメリカズカップ」は「海のF1レース」とも言われており、風だけを推進力にしたヨットにもかかわらず、2つの船体を持つ軽量のカタマラン(双胴船)が海面を飛ぶように疾走していく超高速レースとなっています。昨年までのワールドシリーズを経て、今年5月に行われるチャレンジャーシリーズで挑戦者を決定。その挑戦者が前回の優勝者=防衛者と競う1対1のマッチレースが本戦となります。
イタリア・フィレンツェを発祥とするウォッチメゾンのオフィチーネ パネライは、この「第35回アメリカズカップ」とパートナーシップを締結しました。イタリア海軍特殊潜水部隊にダイバーズウォッチなどの高度精密機器を納入してきたことから、歴史的に海との関係が深いメゾンですが、CEOのアンジェロ・ボナーティは次のように語っています。
「現代において最古のスポーツ競技大会であるアメリカズカップが、テクノロジーの観点で最も革新的であることは驚くべきことではありません。人類の歴史が、未来を追い求める欲求は常に人間の根底にあることを示しています。パネライとアメリカズカップのパートナーシップは、まさに過去と歴史の完璧なバランスという共通認識を表しているといえるでしょう」
このパートナーシップを記念して、パネライでは「第35回アメリカズカップ」の公式ウォッチを製作。また、ディフェンディング・チャンピオンのオラクル・チームUSAと、日本から初出場したソフトバンク・チーム・ジャパンのパートナーになっていることから、それぞれのオフィシャルウォッチも発表されました。大型で堅牢なリューズガードをシグネチャーとする「ルミノール」をベースとした計5モデル。いずれもケースバックにはそれぞれチームのロゴとヨットがレリーフされています。
活躍を期待したい日本チーム(ソフトバンク・チーム・ジャパン)の公式ウォッチは、3日間のロングパワーリザーブを誇る自社製自動巻きキャリバーを搭載した「ルミノール マリーナ1950」(税別86万円)。9時位置のスモールセコンド秒針をパネライでは初めて赤にしたことが際立った特徴です。6時位置のロゴ下には青でAMERICA’S CUPの英文字。さらにマーカー(インデックス)を白にして、大会ロゴカラーの3色と連動させています。
また、ブラックレザーのストラップには、ヒートエンボス加工でアメリカズカップのロゴを両面に施すだけでなく、日本の国旗の色をイメージした赤と白のステッチが鮮やかにコントラスト。優れた機能性を持ちながらも独特のクッションケースがスタイリッシュな「ルミノール」をさらに魅力的にする差し色を加えた、オシャレなモデルではないでしょうか。
2月下旬からオフィチーネ パネライ ブティックで発売予定。世界限定150本なので、興味のある人は早めにお近くのブティックにご来訪ください。(笠木恵司)
問い合わせ先:オフィチーネ パネライ
TEL:0120-18-7110
www.panerai.com