TRUNK(HOTEL)に通じる?! ヒップな空間が見事なニューヨークのPUBLIC
東京ファッションウィークに来ていたデザイナーの方に、「東京のTRUNKとニューヨークのPUBLICは同じヒップな匂いがするよ」と言われました。
嬉しいお言葉です。
ブティックホテルの仕掛け人、イアン・シュレーガーを好きかと言われると、「好きではないがリスペクト」と答える。
彼が手がけたこのパブリックも、本当に上手。
特に建築。やや専門的なのでわかりづらいかもしれませんが工夫が施されていて、建築費と内装費が20%近く削減できる手法を用いています。(A工事とC工事を一緒にやっているからこそできる技)。
コンテンツの配列もよい。
きちんとしたバンケットルームもあったり、スイートルームと直結していたり、抜け目ないフロアプランが見事です。
普通の部屋も19㎡と小さいけれど、デザインがしっかりしているからミニマルな機能でもハイセンスを演出できている。
あれを真似するだけでは痛い目に合います(ヒントは建築にあり、窓デザインなどもチェックしてみてください)。
ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティンがディレクターを務めるレストランも抜け目なく、1階のデリは逆に抜け感がグッド。唯一、バーの配置がテラス含めて微妙なところ以外は最高得点のホテルです。
ファッションウィーク時に訪問したので毎日がお祭り状態で、地下のクラブで開催されたプライベート・パーティは、これぞアメ〜リカ。
215 Chrystie Street, New York, NY