三越美術と11のギャラリーによる渾身のキュレーション! アートフェア『...
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三越美術と11のギャラリーによる渾身のキュレーション! アートフェア『—凛— 日本橋三越美術市2018』で新たな才能に出合いましょう。

文:阿部博子

『花庭/合戦絵』森本愛子 縦35×横33.5cm 絹本彩色、天然顔料、天然染料、膠、金泥、銀泥。村上隆、会田誠、ヤノベケンジの初期を支えてきたRöntgenwerke AGのブースでは、森本愛子や溝田晴穂、石黒昭といった超絶技巧系の作家を紹介しています。

いま、アートシーンを盛り上げているムーブメントのひとつが‟アートフェア”ではないでしょうか。複数のギャラリーのイチ押しの作家を一堂に紹介し、新たな才能に出合える場として注目が集まっています。

『—凛— 日本橋三越美術市』は、1907年に創部された歴史ある三越美術が昨年から始めたアートフェアです。2回目となる今回は、2018年7月18日から7月23日まで、昨年よりも規模をスケールアップさせて開催。国内11のギャラリーと三越美術による7プロジェクトが出展します。現代美術を中心に、工芸、絵画、版画、写真まで幅広いジャンルの作品が一堂に介し、展示販売されます。ギャラリーブースは、ex-chamber museum、GALLERY小暮、現代美術 艸居、小林画廊、秋華洞、SHUMOKU GALLERY、t.gallery、名古屋画廊、水戸忠交易、Röntgenwerke AG、Yutaka Kikutake Galleryが出展。三越美術によるプロジェクトでは、高橋朋子、ワタナベカズ、所幸則、金沢KOGEI、リアリズム、草間彌生のほか、戦後日本の現代美術を紹介します。

7月21日には、三越の美術スタイリストとギャラリストの池内務(Röntgenwerke AG代表)、そしてアートコレクター白木聡氏らによる「今、欲しいアート」というテーマのギャラリートークも行われます。数多くの才能を発掘するギャラリーと三越美術による渾身のキュレーションは、新たな出合いや刺激を与えてくれることでしょう。

『峯』小野川直樹 幅30×奥行35×高40cm 紙、ミクストメディア。ディレクター、幕内政治のセレクトで高い技巧性を誇るクリエイティブを紹介するex-chamber museum。見応えのあるディテールの作品を披露します。

『白釉ティーセット』ルーシー・リー 陶土。近代以降の日本と欧米の現代作家の工芸美術を紹介する水戸忠交易は、日本でも人気の高いルーシー・リーのほか、ドット絵を陶芸で表現する増田敏也の作品を紹介します。

『なま玉子 Q』上田薫 縦45.5×横38.0cm 油彩、キャンバス。1942年創業の中部地方随一の老舗・名古屋画廊も出展しています。

『roadside tree』Nerhol 縦29.7×横37.3cm インクジェットプリント。2015年創業のYutaka Kikutake Galleryは、表現形態が多様化する現代美術にフォーカスして絵画、写真、彫刻、映像などの作品を紹介する話題のギャラリーです。

『うさぎガールと黒縁眼鏡』シリーズ Light from the Top/Okuboji/July 12:09:46 所幸則 縦29.6×横44.7cm コットンペーパー。三越美術のブースでは、写真、絵画、工芸といった幅広い作品を紹介します。

『—凛— 日本橋三越美術市 2018』

開催期間:2018年7月18日(水)〜7月23日(月)
開催場所:日本橋三越本店新館7階 催物会場
東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL:03-3241-3311
開場時間:10時〜19時 ※7月23日は10時~18時
デジタルカタログのご案内
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/artrin180718/

イベント開催日程:
オープニングパーティ 7月18日(水)17時~18時30分
クロストーク「今、欲しいアート」 7月 21 日(土)16時〜17時
※入場無料、事前予約不要

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