広大な庭園に「水玉模様」が出現⁉ 草間彌生と自然との関係性
アート活動も徐々に再開してきたニューヨーク。この春いちばんの注目はニューヨーク・ボタニカルガーデンで開催されている『草間: コスミックネイチャー』(~2021年10月31日、一般35ドル)展。
パンデミックで延期となっていたもので、このエキシビションのために制作された新作や、広大な園内でのユニークな展示方法などが話題になっていた。草間彌生が自然界で魅了されたモチーフなどを伝える展示内容となっている。木々の間に現れる水玉模様や彫刻、池に浮かぶ無数のメタリックボールなど、草間アートと自然界のコラボレーションを体感する貴重なチャンス。1960年代にニューヨークで活動した草間にとっては凱旋の意味合いももつ。季節による作品背景の変化にも注目だ。
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