「東京2020:記憶に残る一瞬を、一枚の写真から」 17/17 Days

  • 文:Pen編集部
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東京で57年ぶりに開催された五輪は8日、国立競技場で閉会式が行われ、17日間の戦いに幕を下ろした。写真は閉会式の終了し大型モニターに浮かび上がった「ARIGATO」の文字。五輪旗は、東京・小池百合子都知事から国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を経て、24年大会が開催されるパリのアンヌ・イダルゴ市長に引き継がれた。1333022173, Ezra Shaw/Getty Images

17日間にわたるスポーツの祭典「東京2020五輪」。大会期間中、Penオンラインではその日の"ベストショット"毎日配信。写真を選び提供するのは、IOCオフィシャルフォトエージェンシー「Getty Images」。本企画はクリエイティブな視点と写真表現を通して、オリンピックの中で生まれるさまざまな"一瞬のドラマ"に注目。

大会最終日となる17日目は、Getty Images エディトリアルオペレーション部門の最高責任者である、マイケル・ヘイマン氏のコメントとともに、閉会式からベストショットをセレクト。いわゆるスポーツ写真とは異なる、アーティスティックなビジュアルとともに、「東京2020五輪」の新たな魅力を切り取る。

「パンデミックの中、初めて無観客で行われた前例のない東京五輪が17日間の幕を閉じました。最終日も熱戦が繰り広げられ、女子バスケ決勝は、アメリカが90-75で日本を下し、五輪7連覇の偉業を達成。男子マラソンでは、ケニアの世界記録保持者エリウド・キプチョゲ選手が2大会連続で金メダルを獲得するなど、選手ひとり一人のオリンピック精神が輝いた大会となりました。遂に東京に別れを告げ、「アリガトウ」と伝える日を迎えました。17日間にわたり、歓喜、決意、スポーツマンシップを示した東京大会の、全競技の写真を皆さまにお届けできたことを嬉しく思います。それではまた、次のオリンピックもお楽しみに」

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Michael Heiman(マイケル・ヘイマン)●Getty Images エディトリアルオペレーション部門 バイス・プレジテント。オフィシャルフォトエージェンシーとして、オリンピック、FIFA、クリケットとラグビーのワールドカップ、UEFA ヨ ーロピアンカップ、水泳・陸上競技の世界選手権など、国際スポーツ大会に おける現地での撮影計画と技術を担当。現在、エディトリアルオペレーション部門の最高責任者。2008年の北京大会以降、すべてのオリンピック大会を担当。14年FIFA ワールドカップ・ブラジル大会、NFLスーパーボウル、ゴルフやテニスのメジャー大会、国政選挙、授賞式などの撮影における企画・実行の重要な役割を果たしている。photo:Getty Images

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