カルティエ、新「サントス」はストラップ交換・コマ詰めも自由自在。

サントス ドゥ カルティエウォッチ（右）

自動巻き、SS、ケースサイズ35.1×41.9㎜、18K YG製ベゼル、クィックスイッチ インターチェンジャブル カーフスキン革ストラップ（SSブレスレット付属）、100ⅿ防水。￥1,058,400（予価、4月発売予定）

サントス ドゥ カルティエ スケルトン ウォッチ（左）

手巻き、SS、ケースサイズ39.8×47.5㎜、パワーリザーブ約72時間、クィックスイッチ インターチェンジャブル SS製ブレスレット（交換可能なストラップ付き）、100ⅿ防水。￥2,970,000（予価、4月発売予定）

SIHHで最大のスペースを占める盟主カルティエ。トップニュースは「サントス ドゥ カルティエウォッチ」が一新されたことだ。1世紀を超えて世界を魅了する角形デザインは、ケースのラインを再検討。より魅力的なアウトラインの曲線が、サイドからブレスレット方向につながるという変更が施された。しかも画期的な新機軸「クィックスイッチ」を導入し、メタルブレスレットも革ストラップも、工具なしに簡単な着脱が可能になった。大人気の定番モデルの最新バージョンが、その日の気分やファッションに合わせて、色も印象も自在に変えられる。
さらにメタルブレスレットに導入されたのは、特許出願中という驚きの「スマートリンク」システム。調整用のコマに備えたボタンを爪先で押せば、強固なリンクをいとも簡単に外すことができる。体型の変化に対応可能なだけでなく、季節に応じて、たとえば夏場に1コマ分をルーズにして快適性を上げるといった使い方もできる。さらには、事前に相手の手首サイズを確認することなく、サプライズのギフトに採用することもできるだろう。
従来、ゴールドのみ存在していたスケルトンモデルに、意表を突く初めてのスチールモデルが登場したことも注目。視線を透過する大胆な造形のダイナミズムを、臆せず日常使いできる魅惑の品だ。