ブランドの象徴「ブリッジ」が進化、未来を見据えた重要モデル。

【気になる+α ジラール・ペルゴ】ブランドの象徴「ブリッジ」が進化、未来を見据えた重要モデル。

自動巻き、チタン、ケース径45mm、48時間パワーリザーブ、アリゲーターストラップ、30m防水。¥3,315,200(税込、6月発売予定)

ジラール・ペルゴの2017新作ハイライトは「ロレアート」の完全復活でした。しかし同時に見逃せない重要モデルが発表されていました。それが、この「ネオ・ブリッジ オートマティック チタン」です。

チタン製ラウンドケースには、新設計の自社製ムーブメントが収められています。文字盤を省略して機構を露わにするという、近年のデザイントレンドのどまんなかを行く構造が採られていますが、このモデルでは10時位置に自動巻きのマイクロローター、2時位置に香箱を配置して左右対称を強調し、さらに6時位置に配置された大型テンプによって均整のとれたトライアングルの構図を描いています。そして、そのテンプを固定してるのが、現代建築の橋脚を思わせる3次元的造形の「ネオ・ブリッジ」なのです。

ジラール・ペルゴでブリッジといえば、1867年に懐中時計に搭載され、創業200年となる1991年には腕時計として復刻された「スリーブリッジ・トゥールビヨン」が高名ですが、これまではトゥールビヨンとの組み合わせにより最高峰モデルの象徴となっていました。しかしこの「ネオ・ブリッジ」ではそのコードを覆し、そもそもブリッジを1本だけで構成するという“伝統破り”が行われているのです。

今年、2017年は「スリーブリッジ」の誕生から150年を数えます。同社はそのモチーフを発展させることを決定し、現代的なデザインへ進化、コレクションの充実を予定しているといいます。「伝統を取り入れた未来主義」と謳われたこのモデルは、ジラール・ペルゴの進化を表すモデルだったのです。今後の「ブリッジ」の展開にぜひ注目していきましょう。(文:Pen編集部)

●問い合わせ先/ソーウインド ジャパン TEL:03-5211-1791

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