華麗に蘇る、丸形の永久カレンダー

1969年のデビュー以来フォルムの変遷を繰り返している「ダ・ヴィンチ」の、1980年代のラウンド形をリ・デザインしたのが今年のコレクション。昔からIWCファン垂涎の複雑モデルである「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ」が登場した。IWCの80年代といえば、伝説の時計技術者クルト・クラウスの全盛期。その時代を彷彿とさせるフォルムで、しかも進化した2017年版の新作だ。フライバック・クロノグラフの60分積算計が収まるサブダイヤルにムーンフェイズを収めた、新ムーブメント89630を搭載した。光と影を描き分け、ホワイトゴールドの粒子を散らした月面が輝くただ1枚のディスクだけで、月相を表現する新機軸は特許を取得。技と美の魅力を満載して、実はSSバージョンという設定。堅実なプライスも魅力的だ。

自動巻き（cal.89630）、SS、ケース径43㎜、ケース厚15.5㎜、ムーンフェイズ、パワーリザーブ約68時間、アワーカウンター、ミニッツカウンター、フライバック機能、アリゲーター革ストラップ、30m防水。￥3,650,400（4月発売予定）

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