【WORK AT HOME 家で働く、心地よく】デザインのよい収納家具8選
資料やステーショナリーはすぐ使えるように整理しながら、美しく収納したいもの。書類や道具がテーブルや机の上にいつも出ていると、目に入るたび仕事モードになってしまう。だから仕事道具はまとめて収納し、しっかりオンオフを切り替えたい。 机上を整えるオーガナイザーのほか、トロリーやキャスター付きのキャビネットなら、部屋の中での移動もしやすく、必要な時だけ必要な場所へ持ち運べるのもいい。
2020年10月15日号 Pen「WORK AT HOME 家で働く、心地よく。」の記事を再編集しております。掲載した商品は、完売している場合がございますので、事前にメーカー確認を推奨いたします。
インテリアを映し出す、アートなキャビネット
バウハウスの精神を受け継ぐドイツの家具メーカー、テクタのキャビネット。マルセル・ブロイヤーがデザインしたキャビネットをベースに、ドイツ人アーティストのFlorian Borkenagenがリ・デザインしたもの。全面ミラー仕上げで周囲の物を映し出し、一見するとインテリアに溶け込むようでありながら、各引き出しに付けられた異なる取手がユニークに個性を主張する。この家具があるだけで、空間に緊張感とアートな雰囲気が生まれるアイテム。キャビネット下部にはキャスターを内蔵しているので、思いのほか移動も容易だ。
収納力抜群のコンテナに、 仕事道具をまとめて。
360度トレイが回るコンテナは、コンスタンティン・グルチッチのデザイン。ダイニングテーブルやソファで仕事をする際に近くに置いておけば、袖机のような役割も果たしてくれる。各引き出しは書類やノートパソコンも入るサイズ。引き出しごとに目的や用途を分けて収納すれば、仕事の効率もアップしそうだ。2サイズあるのに加え、カラー展開が豊富なのもうれしい。
サイズ別の引き出しに、 必要な道具を整理整頓。
建築家の芦沢啓治がデンマークのブランド、フラマのために手がけたキャビネット。線の細いメタルフレームと組み合わせた木材の美しさが目を引くシンプルな家具は、きっちりしたコーナーの仕上げなどに職人の技術や細やかな気遣いが感じられる。素材はオークとウォルナットの2種類。後ろ側には小さなタイヤが2輪付いていて、移動もしやすい。サイズの異なる各引き出しの段差に指をかけられるため、ハンドルのないミニマルなデザインを叶えている。
丈夫で軽いトロリーは、 紙製ファイルボックス
紙製のファイルボックスに金属のハンドルとキャスター付きのフレームを組み合わせることでトロリーに。ネイビーのほかブラックやグレーもあり、ボックスとハンドルやフレームなどのパーツは単体での購入も可能。仕事の書類や資料をファイリングしてここにまとめれば見た目もすっきり、必要なときにトロリーごとその日のワークスペースに運べる。机やテーブルの下にフィットするサイズ感なので、オフィスでの袖机のような感覚で使える点も重宝しそうだ。
カラーリングが絶妙な、 デスクトップシリーズ
カラーリングが絶妙なアクリル製のデスクトップシリーズは、シボネのオリジナルアイテム。素材が重なり合い生まれる色の濃淡やエッジのラインが美しい。さらに光が当たってデスク上に生まれる影にも特有の美しさがある。ペンスタンド、ファイルボックス、レターカードケースはそれぞれ、ピンク、ネオングリーン、スモークから選べる。無機質になりがちなデスクまわりのアクセントに。
カラフルなトレイの組み合わせは無限大!
多彩な色と形が揃うスチール製のトレイシリーズは5色8型展開。単品でブックエンドやファイルボックスとして使っても、複数を組み合わせてオーガナイザーにしても楽しい。カラーバリエーションは、ライトグレイ、ピンク、レッド、ブルー、ブルーグレイ。置いたり、立てかけたり、ひっかけたり。パズルのようにさまざまな組み合わせが可能なトレイは、気分転換に配置換えをすれば意外な使い方が生まれるかもしれない。
いつもの道具を収納する、木製のツールボックス
シンプルな木箱だが、底板と天面の木口を斜めにカットすることで、箱を重ねると上段の箱が前後左右へスムーズにスライドする仕様になっている。そのため箱を持ち上げずとも軽くずらすだけで下段に入れたものも出し入れできる。職人技が光る木箱はA4ファイルもゆったり入るサイズ感で、資料を入れてワークスぺースへ。
見た目にも楽しい、挟んで取り付けるトレイ
工具として使われるクランプとトレイを組み合わせたのはストックホルムを拠点にするデザインユニット、ナヴェット。クランプは厚さ7cmまで対応し、カラーはピンク、クリーム、グレー、ラベンダーブルーの4色を揃える。テーブルや机はもちろん、窓辺などのちょっとした板に噛ませれば高低差が生まれて空間にリズムが生まれる。ディスプレイ台に使っても、実用的な小物を置くのにも便利だ。トレイ裏のスクリューにクランプ先端を差し込む仕組みで、いつでも取り外しが可能だ。