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いま注目されている男の“身だしなみ家電”、その最先端にはどんなものがありますか?
美容コンシェルジュ:石原元気さん
大手セレクトショップを経て蔦屋家電へ。「ただ優れた製品をご紹介するのではなく、お客さまのニーズやその背景にあるものをしっかりお聞きして、生活に合うものを提案していきたいですね」
最近は、メンズグルーミング用の製品も、いままで女性用しかなかったようなものが増えてきました。今回はなかでも要注目のアイテムを3つご紹介しましょう。
男性の使い勝手を考慮した、美容家電が続々登場 。
まずは、パナソニックの『ボディトリマー ER-GK60』。これまでのトリマーは、シェーバーやバリカンのように、持ち手となるボディに対し、ヘッドの部分が横向きになっているものばかりでした。しかしこのトリマーは、ご覧のようにヘッドが縦向きになっています。これによって、胸や脇の下はもちろん、すねやアンダーヘア、お尻などのさまざまな場所の毛について、肌に優しいなで剃りによって処理することができるんです。防水設計なので、お風呂でも使用可能です。蔦屋家電では、入荷してもすぐに売り切れてしまうほどの人気商品なんですよ」
「次は、医療機器メーカーであるJMEC(ジェイメック)の『BEAUTELLIGENCE(ビューテリジェンス)』ブランドから発売されている『NEWA LIFT(ニューア・リフト)』。こちらはリフトアップ、つまり顔の皮膚のたるみを引き締めるための製品です。これはシンプルにリフトアップのみに機能を絞り、使いやすさを追求しています。使い方は簡単で、専用のジェルをヘッド部分に塗ったら、顔に当ててスイッチを入れるだけ。すると、サブマイクロ波と呼ばれる高周波が流れ、皮膚の内側を42℃まで温めます。この温熱刺激によって、皮膚の細胞がダメージを受けたと勘違いして積極的に修復しようとするので、皮膚がいきいきとするわけです。右頬、左頬、首の3カ所を各4分間ケアして完了です。 わずか4分間でも、すぐに効果は実感できます。たとえば頬なら、ケアした側とそうでない側の左右で明らかに差が出るぐらい。ほうれい線も目立ちにくくなるので、40代以上の方には特にお薦めです。首のたるみにも使えますよ」
「そして最後は、ヤ-マンの『メンズ・レイボーテ STA-186』。これは、エステでも使われるキセノンフラッシュによってムダ毛を処理するための光美容器です。この光は毛根の黒色に反応し、熱をもたせてダメージを与えることで、ヒゲを目立たなくすることができます。1年ほどケアを続けると、太いヒゲはほとんど目立たなくなります。 これまでの光美容器は、男性がそのまま使用した場合、毛根が女性に比べて太いので、光が集まりすぎて痛いほどに熱を感じてしまいます。男性用のアタッチメントを装着することで対処している製品もありますが、このメンズレイボーテは、男性向けに光の出力を落とした専用設計となっている点がポイント。使い勝手がよいので、ヒゲをすべてサッパリなくしたい場合だけでなく、好みのヒゲのデザインにしたい場合にも便利ですよ」
コンシェルジュからの一言
美容コンシェルジュ:石原元気さん
●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550 http://real.tsite.jp/futakotamagawa/