ますます進化する家電&プロダクト、蔦屋家電のヒット商品はコレだ。
家電に精通したコンシェルジュが売り場に常駐し、新商品の紹介や使い方はもちろん、プロダクトを通じてさまざまなライフスタイルを提案してくれる「二子玉川 蔦屋家電」。売り場を眺めていれば、家電の進化を追うことができる。同店2019年にヒットしたプロダクトとは? 同店でMDを務める角野亮太さんに聞いた。
人気が止まらない、シンプルな美しさのソーダサーバー
「例年は夏に人気が高まる炭酸水メーカーですが、2019年はブーム終わらず、冬にかけてもお問い合わせが多くなっています」
同店でMDを務める角野亮太さんがおススメしてくれたのが、スウェーデン、ストックホルム発のaarke(アールケ)から発売されている「CARBONATOR 2(カーボネーター2)」。
「炭酸水が胃腸を整える、といった健康志向やスキンケアにも活用できると話題の炭酸水。宅飲みを楽しむ方も増えているので、今後もさらにニーズが高まりそうです」
シンプルで美しいデザインは、リビングやキッチンによく映える。家庭内にバーカウンターを設えたくなるようなスタイリッシュさだ。
“日本のサウンド”を熟知した、歌詞を吟味できるイヤフォン
AVIOT(アビオット)は、日本のサウンドを熟知した日本人オーディオエキスパートが携わる、日本発のオーディオビジュアルブランド。初夏に発売を開始した「TE-D01g」が、圧倒的な支持を受けている。
「口コミで大学生や高校生の間で人気に火が付き、大人世代にも広まりました。国内アーティストがミュージックビデオで着用したり、THE YELLOW MONKEYや凛として時雨のピエール中野との、アーティストコラボモデルも発売されています」
イヤホン単体で最長10時間再生、IPX7の高い防水性能が頼もしい。「Japan Tuned」をキーワードに、徹底的に磨き上げたAVIOTの高音質を、どこまで小さなケースに封じ込められるかを追求した。
「実際、音が繊細で音の粒が聴きとりやすいと感じます。日本人の特徴でもある『歌詞を味わいたい』『女性ボーカルの歌声をしっかり聴きたい』といったニーズを満たす逸品です」
遊びながらプログラミングを学べる、“課題発見型”おもちゃ。
2020年度から、小学校でプログラミング教育が必修化する。これを目前に、家庭で楽しみながらプログラミングを学べる商品が続々登場しているという。
「なかでもMabot(マボット)、toio(トイオ)などは拡張性が高く、長く学習に利用できることから人気です」
マボットはボール状の部品を、車輪やショベルといったパーツと組み合わせるだけで、簡単にロボットがつくれる。「Mabot GO」「Mabot IDE」といったアプリをスマホ、タブレットにダウンロードすることで、その場でプログラミング、ロボットの操作を直感的に行うことができる。
「ただのおもちゃではなく、プログラミングを学ぶなかで”課題発見型“の思考を習得できる、というのも重要なポイントになっています」
対象年齢は6歳から、という設定にも驚きだ。誰もが体験してきたブロック遊びは、ここまで進化している。