クラフトジンの新しい扉が開く!? 半島の端から提案する「TATEYEMA GIN」の可能性
「半島の端から、オルタナティブな生き方を肯定する」を掲げて、2021年5月に千葉・館山にオープンした複合施設「TAIL」。閉鎖されていた旧段ボール工場をリノベーションした建物は、「カフェ&バー」「蒸留所」「ゲストハウス」「シェアオフィス」で構成される。地域住民や訪問者がやりたいことを実現できる“自己実現の場” として、また館山を訪れる人のための“現代版・街の観光案内所” として、オルタナティブ(=新しい選択肢)な生き方の魅力を発信していくための拠点を目指す。
今回、「TAIL」に拠点を構える「TATEYAMA BREWING inc.(タテヤマ ブルーイング)」は、1階の蒸留所で製造したカスタマイズできるオリジナルジン「TATEYAMA GIN (タテヤマジン)」を2021年6月28日(月)から発売を開始した。
一般的なジンは、ジュニパーベリーをはじめとする複数のボタニカルを用いて風味付けされるのに対し、「TATEYAMA GIN」は、1種類のボタニカルごとに単品蒸留し、素材由来の風味をシンプルに味わえるのが特徴だ。ジンジャー、山椒、コリアンダーをはじめとするスパイスやハーブなど全19種を展開。DIY文化が発達する館山の地にちなみ、購入者がそれぞれの蒸留酒を自由にブレンドし、自分だけのカスタマイズブレンドジンを作れる体験型のオリジナルジンとしても展開される。
ボトルデザインは、「TAIL」企画制作に携わるクリエイティブチーム301.incによって今回のために開発された「館山文字」を採用。6月28日(月)よりTAIL 1Fカフェ&バー、オンライン、道の駅で順次販売する予定だ。好みのフレーバーをセレクトし、ブレンドしてオリジナルジンをカスタマイズすることで、新しいジンの魅力に出会う扉が開きそうだ。