至高のラム「ロン サカパ」で過ごす、新たな創造につながる贅沢なひと時。
海抜2300メートルに達するグアテマラの高地で、ゆっくりと熟成された至高のラム「ロン サカパ」。2人の男性とその仲間が、グラスを傾け、語る。
さまざまな個性や価値観が日々創造される東京という街で、独自の感性をもって活躍する、靴磨き職人の長谷川裕也さんと、プラントアーティストの川本諭さん。アフターディナーに、北青山の地下にひっそりとたたずむサロンにおいて、その2人が仕事仲間とともに集まりました。彼らがそれぞれの仕事を通じて得た価値観とは、人生における本当の豊かさとはいったいどんなものなのか、ロン サカパ23を片手に語ってもらいました。
東京という大都市で、独自の価値観を大切にする。
「毎日いろいろなお客様の靴を磨いているのですが、なかでも僕が靴磨きを始めた10年前からのお客様の靴は、磨くごとに格好よさが増しています。加工では表現できない、年数と手間を重ねたからこその輝きと味わいがあるんです。これぞと思うものを見つけて、愛情を込めてケアし、大切に使い続けるのは素敵なことですよね」と手をかけられたものへのリスペクト、そして思い入れをもって長く使い続けることのすばらしさを語る長谷川さん。
「それって、とても豊かなことだと思います。高級なクルマや時計を所有することだけが豊かさじゃないですから。僕は空間をつくるのが楽しくて、出会った人、もの、景色のすべてがスタイリングのアイデアになるんです。やりたいことが仕事になっているのは、何よりも幸せなこと。さらには生活のなかでも、古い日本家屋に少しずつ手をかけてつくり上げた自宅にいるときに、こつこつと集めてきた宝物たちに囲まれていることにふと気付き、豊かな気持ちになります。そんな風に、豊かさって、視点を変えれば誰もが叶えられる気がしますね」と、大都会にいながらにして、仕事はもちろん自身の暮らしにおいても自然との共生を図る川本さんも応えます。時間と手間を惜しまず、ものづくりに打ち込み、自分なりの価値観を大切にする姿勢は、ジャンルは異なるものの、彼らの共感点であり、人生における豊かさの定義は人それぞれだということを教えてくれます。
第一線で走り続ける長谷川さんと川本さん。情熱を注げる仕事があるからこそ、プライベートな時間も大切。仕事終わりにお酒を飲むことが多いという2人にとって、プレミアムな酒で乾杯する時間は、かけがえのない寛ぎのひととき。この贅沢な時間こそが感性を刺激し、新たなアイデアを生む原動力となるのでしょう。
靴磨きの既成概念を取り払い、独自のブランディングを続ける長谷川さん。いっぽうで、自然本来の美しさと経年変化を活かし、新たな美意識を提案する川本さん。ここ東京で、新たな価値観を創造する彼らがリラックスし、ときにひとりで、ときに仲間と過ごします。
この豊かな時間をより一層色濃く演出するのは、至高のラム「ロン サカパ」こそがふさわしいのです。
川本 諭 Satoshi Kawamoto/プラントアーティスト
1974年東京都生まれ。独自の視点を生かしたスタイリングによって、ガーデンのみならず、グリーンを軸にインテリアやファッションを含めたライフスタイルを提案する。著書に『Deco Room with Plants』(BNN新社)など。
長谷川裕也 Yuya Hasegawa/靴磨き職人
1984年千葉県生まれ。20歳の時に東京駅の路上で靴磨きを始め、出張サービスにまで発展させたのち、2008年南青山にシューズラウンジ「Brift:H」をオープン。確かな技術とセンスによって、靴好きの間で話題の店となる。
右:長谷川さんのこだわりがつまった「Brift:H」の店内。まるでバーのような洗練された空間で職人による靴磨きサービスが受けられる。
中:川本さんがディレクションする「GREEN FINGERS」の6店舗目となるニューヨーク店。いまや活動の場は世界へと広がっている。
GREEN FINGERS NEW YORK / Photo:Eisuke Komatsubara(moana)
左:サトウキビの一番搾り汁を濃縮させた「バージン・シュガーケイン・ハニー」を使用。「ロン サカパ23」は6~23年熟成のラムをブレンド。¥5,670
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写真:岡村昌宏(CROSSOVER) 文:吉田 桂 撮影協力:北青山サロン
問い合わせ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL03-5217-9735
www.facebook.com/RonZacapaJP