40年の熟成期間を経た幻のウイスキー「ポートエレン40年」が、1380本限定で販売
「ポートエレン」というウイスキーをご存じだろうか。スコッチウイスキーの6大生産地の中で、“ウイスキーの聖地”と呼ばれるアイラ島において、かつてポートエレン蒸溜所でつくられていたシングルモルトウイスキーのことである。その品質の高さから多くのファンをもつウイスキーだったが、1983年にポートエレン蒸溜所は惜しまれつつ閉鎖された。残された原酒はその数が減少し、さらに熟年数が増すにつれて年々希少価値が高まり、“幻のウイスキー”と呼ばれている。今回、その希少な原酒をボトリングした「ポートエレン40年」が、1380本限定で発売される。
40年熟成の「ポートエレン40年」のテーマは「9 ROGUE CASKS(9つの異端の樽)」。ポートエレン蒸溜所が閉鎖される以前の1979年に、原酒とは異なる、際立った珍しいフレーバー特性を持つ原酒が誕生。しかし、それらは当時のブレンダーのニーズには適さず、長い年月をかけて熟成され保管されてきた。それから40年後、マスターブレンダーであるクレイグ・ウィルソンの手によって異端の樽の中から選ばれた9つの樽から生まれたのが「ポートエレン40年」。
4つのアメリカンオーク樽のホッグスヘッド、5つのヨーロピアンオーク樽のバットを巧みにブレンドし、新たに味わい深いシングルモルトウイスキー、ポートエレンが誕生した。ハーブや熟したフルーツ、焙煎コーヒーを彷彿とさせる複雑に絡み合う香りに加え、スモーキーな味わいと余韻は、40年熟成でしか出せない大人の逸品と言えよう。世界に1380本しか存在しない幻のウイスキーは、ウイスキーマニア垂涎の宝物のような1本になるだろう。
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