本格派から町中華まで、都内で味わえるジャージャー麺

本格派から町中華まで、都内で味わえるジャージャー麺

写真:齋藤誠一 文:西田嘉考


中国料理の名店が誇る本格派から盛岡のソウルフード、町中華の定番まで、東京で味わえる3つのジャージャー麺が真夏の食欲を刺激する!


細麺に絡む濃厚なタレ、香り高き本格派

白髪ネギや黄ニラ、シャンツァイなどが添えられる。「ジャージャー麺」¥1,760(税込)

本格北京風ジャージャー麺を供する「礼華 青鸞居」。

上海料理をベースにしたヌーヴェルシノワと、厳選されたワインが楽しめる「礼華 青鸞居(れいか せいらんきょ)」。この中国料理の名店で、一年を通して隠れた人気を誇るのが「ジャージャー麺」だ。山東省を発祥とし、中国全土に普及したジャージャー麺は、北京などでは街角の屋台でも食べることができる。

「炸醤(サージャン、肉味噌)とともにいろいろな具材が用意され、それらを麺の上に取って食べるのが現地のスタイル。中国では肉味噌に豆鼓醤(トウチジャン)を使いますが、当店では八丁味噌をベースにした自家製の甜麺醤(テンメンジャン)を使うなど、若干のアレンジを加えています」と新山重治オーナーシェフ。冷たい細麺に旨味と甘味が絶妙に調和する肉味噌のタレがよく絡み、ひと口食べればもう次のひと口が恋しくなる。季節を問わない人気も納得だが、特に食欲が落ちる夏にはうってつけの一品だ。


礼華 青鸞居
住所:東京都港区南青山2-27-18 パサージュ青山 1F 
TEL:03-5786-9399
営業時間11時30分~14時L.O.、17時30分~21時L.O.
無休 
www.rai-ka.com

※営業日時・内容などが変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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Feature Product 宙空の美を湛える「カンパノラ」とともに感じる、時を愛でる愉しみ
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