1年半ごとにテーマを変える、進化系ダイニング
シンガポールでは、高級レストランの多くは大手の資本やグループによって運営されているが、それらに属さず、気概をみせるレストランが彗星のように現れた。それが「プレリュディオ」だ。オーナーシェフのフェルナンド・アレバロは、コロンビア出身の33歳。「チャプター(章)」を大きなコンセプトに掲げ、1年から1年半ごとに料理のテーマをがらりと変えるという。第1章のテーマは「モノクローム」。通常なら食欲をそそる色彩が求められるものだが、コース料理は皿も含めてすべてモノトーンで統一されている。料理のプレゼンテーションに始まり、食材と食感の意表をつく斬新な組み合わせに、思わず目と心を奪われる。今後の展開が楽しみだ。
Preludio
182 Cecil Street, Frasers Tower #03-01/02, Singapore 069547
最寄り駅:TANJONG PAGAR
TEL:6904-5686
営業時間:11時30分~14時30分、18時~22時30分(月~金) 18時~22時30分(土)
定休日:日、祝
www.preludio.sg