アウターじゃない「ヘルノ」! ブランド初のスニーカーは...

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Vol.42 写真:若林武志 文:森下隆太

アウターじゃない「ヘルノ」! ブランド初のスニーカーは機能も見た目も秀逸な、大人に嬉しい一足。

メッシュの裏にゴアテックス素材が配置され、都会的なデザインに仕上がっている。セットアップとの組み合わせはもちろんのこと、アウトドアっぽい着こなしにもマッチする。シンプルなカラーリングと装飾で、大人の足元にふさわしい一足だ。

ヘルノといえば、アウターである。1948年の創業以来、レインコートから始まって良質なアウターを一貫してつくり続けてきた。本拠地はイタリア北部に位置するマジョーレ湖畔の町、レーザ。イギリスものにはない、高い機能性と色気を備えたアウターは、目の肥えたラグジュアリー層を引きつけてきた。

今季、ブランド初となるスニーカーが登場。同ブランドの代表的なコレクションである「ラミナー」の名を冠し、機能と見た目を高い次元で両立させている。その名も「ラミナー アッソルート」(アッソルートは、イタリア語で「絶対的」という意味)。イタリアの本格登山ブランド「スカルパ」社とコラボレーションすることで、絶対的な機能性を手に入れた。ベースとなったのは、同社のトレイルランニングシューズ「スピン ウルトラ」。320gと超軽量で、アッパーにはゴアテックスを配し、突発的な雨にも対応する。はき心地と歩行性は言わずもがな、ウィズコロナでより快適なムードが高まる昨今のシーンにもマッチする。

カラーバリエーションは、ヘルノのアウターとも合わせやすいベーシックカラーで5色展開。ヒールカップには、シルバーのリフレクターが配してあり、これがピリッとモードなニュアンスを醸し出してくれる。日々の装いはもちろん、長時間のドライブなどにも重宝するだろう。シンプルな装いをさらりと格上げしてくれる、そんな一足に仕上がっている。

アウトサイドにはゴアテックスとラミナーのロゴをさりげなくプリント。格子状のテープは、デザインだけでなく、甲をしっかりとホールドする役割も。

トゥキャップはしっかりとしたラバーを配し、安全性を高めている。色使いはシックだが、ラギッドな細部により、さまざまなボトムスにマッチするデザインに。

ソールには「ビブラム ライトベース」を採用。軽量化とスリム化を実現している。グリップ力も抜群、ハードな環境下でも使える高スペックな一足は、”都会のジャングル”でもしっかりと存在感を発揮してくれる。

ヘルノ「ラミナー アッソルート」
【価格】¥31,900(税込)
【問い合わせ先】ヘルノ・ジャパン
TEL:03-6427-3424
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