ジースター ロゥ×ライブパフォーマンス、革新的なデニムブランドが贈る特別イベントが東京・表参道ヒルズで開催。
去る10月下旬に、東京・表参道ヒルズの顧客のための完全招待制イベントとして開催された「表参道ヒルズ スペシャルパーティ」。「Blown away(圧倒される)」というイベントテーマを体現するコンテンツとして、特別な一夜を盛り上げたのが「ジースター ロゥ」のライブパフォーマンスだ。白熱したイベントの模様を紹介する前に、まずはジースター ロゥがデニムブランドとして特筆すべき存在であることに改めて触れておきたい。
今年で創業30周年を迎えたジースター ロゥの歩みは、デニムブランドとしてきわめて先駆的なイノベーションの積み重ねだった。他ブランドに先駆けて立体裁断やストレッチ素材を採用し、穿き心地とデザイン性の高さを追求。1996年に開発した特殊な防縮加工で縮みやねじれを防いだリジッドデニムも、デニム業界に革新をもたらした製品として絶大な人気を誇る。さらにブランドのアイデンティティとも言える取り組みとして忘れてはならないのが、自然環境に配慮したサスティナブルなモノづくりだ。染色に用いる水の使用量の削減や再利用可能な方法での排水など、自然環境に配慮した製品開発のアプローチは多岐に渡る。2018年にはこうした取り組みが結実した製品として、世界で最も厳しいグローバル環境認証制度である「クレードル トゥ クレードル」のゴールド認証を受けたストレッチデニムを発表。20年までには、生産過程で使用される有害化学物質の排出量をゼロにする目標を掲げている。
そんなジースター ロゥが手がけたライブパフォーマンスでは、ブランドの軸足となる「革新性」と「サスティナブル」というコンセプトを表現。アーティストのイノウエジュンが音楽に合わせたライブペインティングを行い、巨大なキャンバスの上に躍動感あふれる作品を描き出した。さらにペインティング中には、シルク・ドゥ・ソレイユのアーティストでもあるBMXライダーの池田貴広が高速スピンで会場を沸かせ、フリースタイルフットボーラーの徳田耕太郎の超絶リフティングや、ブレイクダンサーの大野愛地のヘッドスピンといったアクロバティックな技を披露。ギャラリーをぐっと引き込んでいった。ステージで躍動するアーティストやアスリートたちは、いずれも立体裁断を屈指したジースター ロゥのデニムを着用。圧巻のパフォーマンスによって、“デニムは動きにくい”というイメージを見事に吹き飛ばしてみせた。
そんな一夜限りの特別なステージで、アートとファッション、そしてサスティナブルという社会性を帯びたテーマを、鮮やかに融合してみせたジースター ロゥ――。創業30年を経て、いまなおイノベーションを止めないデニムブランドは、今後どんな革新性を見せてくれるのだろうか。期待は高まるばかりだ。
●ジースター ロゥ
www.g-star.com