デザインの現在と未来を見通す、「活動のデザイン展」を21_21 DESIGN SIGHTで開催中。
紹介されているのは、世界を俯瞰するクリティカルなアプローチや社会との新しい関係を築く提案、現在から未来を見通すリサーチ。作家はポスタルコ主宰のマイク・エーブルソンやオランダのクリスティン・メンデルツマ、長坂 常やホンマタカシらも含まれています。デザインの新しい可能性を探しに、お出かけください。(Pen編集部)
21_21 DESIGN SIGHT 企画展『活動のデザイン展』
10 月24 日(金)~2015 年2 月1 日(日)
21_21 DESIGN SIGHT (東京ミッドタウン・ガーデン内)
東京都港区赤坂9-7-6
TEL:03-3475-2121
開館時間:11時~20時(入館は閉館30分前まで)
休:火(10 月28 日、12 月23 日は開館)、年末年始(12 月27 日~1 月3 日)
料金:一般¥1,000、大学生¥800 、中高生¥500 、小学生以下無料
www.2121designsight.jp
参加作家と展示作品
各国における伝統的な手仕事の価値を探る活動
アルヴァロ・カタラン・デ・オコン『ペット・ランプ』2012年~
複雑に関係しあう世界を描きだす活動
ヒューマンズ シンス 1982『ア・ミリオン・タイムズ』2014年
時代のリアリティを言葉でとらえる活動
ダグラス・クープランド『21世紀初頭のスローガン』2011年~
『フィックスパーツ』のプロローグとして―日本の修理・修繕の精神
鉄絵茶碗 (日本民藝館所蔵) 桃山時代~江戸時代初期
修理・修繕で誰かの課題を解決する活動
『フィックスパーツ』2012年~
参加作家: aomo、アトリエ ホコ、長坂 常、菱川勢一、クビーナ、サラン・イェン・パニヤ
ものごとの関係性から問題解決をうながす活動
織咲 誠 『ライン・ワークス ― 線の引き方次第で、世界が変わる』 2000年~
アノニマスな行為をたたえ、記録する活動
DNA シャロアー & クリスティン・メンデルツマ / ヴァンスファッペン 『ロースさんのセーター』 2012年
手仕事で生活の軌跡を残す活動
フロント & シアザマ プロジェクト / エディションス イン クラフト 『ストーリー・ベース』 2011年~
個人の自信、文化の誇りをもたらし、独立した生活を支える活動
フローリー・サルノット 『プラスティック・ゴールド』 2011年
視点の転換をもたらす試みの活動
大西麻貴 + 百田有希 / o + h 『望遠鏡のおばけ』、『長い望遠鏡』 2014 年
身体とデザインの関係、手の可能性を探究する活動
マイク・エーブルソン 『考える手』 2014 年
日々の経験や知識をデザインで共有する活動
ジョセフィン・ヴァリエ 『リビング・アーカイヴ』 2011年~
転換/観点を行き来する活動
ホンマタカシ 『カメラ・オブスキュラ・スタディ ― 青山→六本木、建築で建築を撮る』 2014年
デザインの意義を人道的な解決策に応用する活動
マスード・ハッサーニ 『マイン・カフォン』2011年~
未来についての議論を起こすためのデザイン活動
牛込陽介 『プロフェッショナル・シェアリング:シェアの達人』2014年
見えないデータを五感に伝える活動
アルマ望遠鏡プロジェクト / 国立天文台 + PARTY + Qosmo + エピファニーワークス
『ALMA MUSIC BOX: 死にゆく星の旋律』2014年
人間の根源的な価値観を探る活動
タクラム・デザイン・エンジニアリング『Shenu: 百年後の水筒』2012 年 / 2014 年
廃棄物とストリートカルチャーをクラフトでつなぐ活動
スタジオ スワイン『カン・シティ』2012 年
近未来をクリティカルに問いかける活動
スーパーフラックス『ドローンの巣』2014 年