あの名作椅子を購入できる!「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」が開催
2021年7月24日から8月1日にかけて、東京・池尻大橋にあるデザインギャラリーLICHTにて、「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」が開催される。
⽊と⾃然、そして家族を⼼から愛した⽊匠、ジョージ・ナカシマ。1905年にアメリカで生まれたナカシマは、⽊⼯家具作家のパイオニアとして、アメリカで1952年に建築学会のゴールドメダルを受賞。1986年にはメトロポリタン美術館・ジャパンギャラリーの一室の家具を全て制作した。木の美しさを自然に引き出したナカシマの家具は広く認められ、スミソニアン博物館やシカゴ美術館などに展⽰。日本でも国立工芸館や栗林公園商工奨励館に所蔵されている。ナカシマの家具は時代や国を超え、いまも愛され続けている。
本展では1944年にデザインされ、60年代後半〜70年代にかけてインドで⽣産された「グラスシートチェア」のスペシャルエディションモデルを限定受注販売する。1990年に亡くなった後も、ナカシマの家具は娘のミラ・ナカシマが引き継いだ⽶国ニューホープの⼯房と、⾹川県⾼松の桜製作所の2カ所で作り続けられている。その桜製作所が没後30年にあたり、ナカシマが当時デザインした際の素材であるローズウッドの「グラスシートチェア」を特別に復刻。ジョージ・ナカシマの初期の作品が手に入れられる貴重な機会に、是非足を運んでみよう。
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