国際的に活躍する、ラース・ミュラーの作品展が開催中。
ラース・ミュラーは、アムステルダムの伝説的デザイン事務所、トータルデザインや、著名なスイス人デザイナーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンのもとで学んだ後、スイスを拠点として、30年以上に渡り、建築やデザイン、タイポグラフィ、社会問題などの幅広いテーマを取り上げ、デザイン性に優れた数々の本を世に送り出してきた、国際的に活躍する出版者兼デザイナーです。
本展では、スイスグラフィックデザインをバックボーンとして、その鋭い選択眼によって選ばれたコンテンツと表現形式、素材を追求する姿勢から生み出される作品から100冊を厳選。展示会場は、日本人建築家・藤本壮介によるデザインで構成されます。世界的に高い評価を受けるラース・ミュラーの仕事を一堂に見ることのできる場に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。(高柳 圭)
上段写真:タイポグラフィのヘルベチカをテーマにした本。『Helvetica Homage to a Typeface』
建築家ピーター・ズントーの作品集。『Peter Zumthor Works』
プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンの作品集。『Jasper Morrison Everything but the walls』
『ラース・ミュラー:本 アナログリアリティー』
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
開催期間:〜2015年8月26日(水)
開館時間:11:00~19:00(土曜日は18:00まで)
休:日・祝
入場料無料
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000657