人気建築家ユニットの、家具ブランドがデビュー
葛西玲子 ライター

人気建築家ユニットの、家具ブランドがデビュー

ヤドカリから着想を得たという、華奢な脚が特徴の「クラブ チェア」。photo: Marek Swoboda

ファサード全体が植物で覆われたホテルや、巨大なコミュニティーガーデンを有する公共施設などを手がけ、注目を浴びているシンガポールの建築ユニット「ウォーハ(WOHA)」。サステイナブルな建築に定評のある彼らが、昨年秋に新プロダクトブランド「ウォーハ ビーイング」を立ち上げた。 

テーブルウェアやラグ、照明などラインアップは幅広いが、なかでも注目すべきは、ウォーハがデザインした高級リゾート施設のインテリアが商品化されたこと。エコロジカルな視点をもつ彼ららしく、その土地に棲息するウミガメなどの生き物をモチーフにした、個性的な椅子やテーブルが好評だ。人気リゾートの家具が自宅にやってくる日も近い!

ウォーハのウォン・マンサム(左)とリチャード・ハッセル(右)photo: Yudhi Aristan

ウォーハが設計したバリ島のリゾートの家具も商品化。photo: Marek Swoboda

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