ウォーキングの効果を最大化するための「6つのステップ」

ウォーキングの効果を最大化するための「6つのステップ」

文:中野ジェームズ修一

Rafal Olkis-istock

ウォーキングを効果的に生活に取り入れて、習慣化するにはどうしたらいいのか?実践的なアドバイスをする『定年後から始めて一生歩ける! 最大効果のウォーキング』(中野ジェームズ修一 著/CCCメディアハウス刊)より一部抜粋。ウォーキングを習慣化し、効果を最大化するための「6つのステップ」をお届けする。



STEP1    歩くタイミングを決める


人は大抵、知らず知らずのうちに行動をルーティン化しているもの。起きたあと、顔を洗う→朝食をとる→歯磨きをする→着替える……などというように毎日、およそ同じ順番で進めていく。こうした行動パターンの中にウォーキングを溶け込ませてしまうと習慣化しやすくなる。

まず「どのタイミングがいいか」を自分の生活リズムに合わせて考えてみよう。成功例が多いのは「起床後」や「帰宅後すぐ」だ。起床後の場合は、朝のルーティンにそのままプラスできるので生活習慣の流れに組み込みやすくなる。帰宅後すぐのタイミングもおすすめだ。家に帰って少し休もうとすると落ち着いてしまうので、荷物を置いて着替えたら即座に出かけるようにする。歩いた後、すぐに入浴すると爽快だ。ビジネスマンでは、ランチタイムを利用する人もいる。メリハリがつけやすく、仕事の能率が上がりやすいようだ。

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