佐久間宣行×橋本吉史、名物プロデューサーが見据えるメディアの未来
テレビとラジオという異なるメディアを主戦場とするふたりのプロデューサー。 既存メディアの枠組みや自身のフィールドを超えて活動する中で見えてきた、 ボーダーレスな時代におけるコンテンツ産業のあり方について語り合った。
近年、大きな盛り上がりを見せている音声コンテンツ。その背景として、スマホの普及や配信環境の整備、一般ユーザーの参入など要因は多々挙げられるが、既存のメディアの枠を超えた「コンテンツの多様化」が進んだ結果でもある。音声メディアやコンテンツ産業の現在を知る上で、テレビとラジオ、各界の第一線で活躍しながら、エンターテインメントの枠組みを広げてきたふたりのプロデューサーに話を訊いた。この4月にテレビ東京を退社して独立したばかりの佐久間宣行さんと、TBSラジオの橋本吉史さんだ。
佐久間さんは「ゴッドタン」などの人気番組を生み出し、個人としても「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティや「ジャパンポッドキャストアワード」の審査員を務めるなど、ジャンルを超えて活躍している。一方、橋本さんは「アフター6ジャンクション」や「ジェーン・スー 生活は踊る」などの人気番組を立ち上げた他、ポッドキャスト向けの音声ドラマの制作も担当している。
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