日本橋高島屋で、民藝のこころを知る展覧会。
いまもその美に共感する人々が世代を超えて広がっている民藝。この展示・販売会では、柳宗悦や河井寛次郎の提唱を受けて、民藝を実践した芹沢銈介(せりざわけいすけ)や池田三四郎の松本民藝家具、柳の本流をいまなお受け継ぐ各地の工房の品々を扱います。
同じ9月10日(水)~9月23日(火・祝)の期間には、日本橋高島屋8階ホールで『生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展』が開かれています。型絵染の人間国宝であった芹沢銈介(1895-1984)は柳との出会いをきっかけに民藝運動に共感、沖縄の紅型から独自の型絵染を創始しましたが、染色作家という枠では語り尽くせない「色彩と造形の魔術」ともいうべき世界をもった卓越したデザイナーでした。この展覧会では、屏風やのれん、着物、帯などの芹沢の作品約60点と、芹沢が蒐集した美術・工芸品約50点を展示し、その美意識と感性に迫ります。
『用の美とこころ 民藝展』と『生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展』はともに、日本橋での展示の後、横浜、京都、大阪の高島屋を巡回します。民藝のこころを感じに、東京以外の地域の方もぜひお出かけください。(Pen編集部)
『用の美とこころ 民藝展』
9月10日(水)~9月23日(火・祝)
日本橋高島屋8階催会場
東京都中央区日本橋2-4−1
TEL:
開場時間:10時~20時( 入場は閉場の30分前まで)、
※9月16日(火)と最終日は18時閉場
入場無料
巡回情報:
9月25日(木)~ 10月6日(月) 横浜高島屋
2015年1月7日(水)~1月19日(月) 京都高島屋
2015年1月 21 日(水)~ 2月2日(月) 大阪高島屋
『生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展』
9月10日(水)~9月23日(火・祝)
日本橋高島屋8階ホール
東京都中央区日本橋2-4−1
TEL:
開場時間:10時~20時( 入場は閉場の30分前まで)、
※最終日は18時閉場
入場料:一般¥800、大学・高校生¥600、中学生以下無料
巡回情報:
9月25日(木)~ 10月6日(月) 横浜高島屋
2015年1月7日(水)~1月19日(月) 京都高島屋
2015年1月 21 日(水)~ 2月2日(月) 大阪高島屋
※3月 17 日(火)~ 6月17日(水) 仙台・東北福祉文化大学芹沢銈介美術工芸館