ヒマラヤを望むインド・ラダック地方を旅した、写真家ugaの作品展「空と人」。

ヒマラヤを望むインド・ラダック地方を旅した、写真家ugaの作品展「空と人」。

ヒマラヤの山々を望む紺碧の空のもと、昔ながらのスタイルで暮らすインド・ラダック地方の農民や遊牧民の生活と風貌。そうしたテーマを30枚のモノクロ銀塩プリントで綴る写真家ugaさんの作品展『空と人』が、銀座のギャラリー巷房(こうぼう)で1月27日~2月1日まで行われます。
ugaさんは「ニューズウィーク日本版」の編集者を経てフリーランスに。「Pen」や「アエラ」などの雑誌を中心に取材・撮影・執筆に携わる一方、キューバ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、インドやシリア、セネガルなどを旅しながら撮影してきました。誰もがもっている「顔」と、誰もがその下から逃れられない「空」をテーマに、人と生活を中心にしたモノクロ作品を発表しています。
「笑っているのか、泣いているのか、怒っているのか、楽しんでいるのか、わからない表情が好きだ」とugaさんは言います。それは、人の感情にはいつもいろんな色彩が混ざっていると思うから。モノクロ写真をギャラリーで発表するというスタイルにこだわってきた写真家の最新個展、ぜひ訪れてみてください。(Pen編集部)

    上写真:「ツォ・モリリ」という湖の近くで出会った遊牧民の老人。
    中写真:搾乳の間、互い違いに整列させられる遊牧民のヤギたち。
    下写真:晴天と雨天が同時に展開する、標高5000mの空。

    All photos:©uga/2014

uga写真展 『空と人』

1月27日(月)~2月1日(土)
巷房
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3階・地下1階
TEL:03-3567-8727
開場時間:12時~19時(最終日は~17時)
無休

ヒマラヤを望むインド・ラダック地方を旅した、写真家ugaの作品展「空と人」。
Feature Product 宙空の美を湛える「カンパノラ」とともに感じる、時を愛でる愉しみ
Feature Product 宙空の美を湛える「カンパノラ」とともに感じる、時を愛でる愉しみ