2年ぶりに開催の「東京アートブックフェア」、3月8日からGinza Sony Parkで特別企画がスタート!
アートブックに特化したユニークなイベントとして、2009年にスタートした東京アートブックフェア。今年7月には第10回が東京都現代美術館で開催されますが、それに先がけて3月8日から4月14日まで『TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition』と題する特別企画がGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)で開かれます。3〜4日ほどの期間でオーセンティックな“ブックフェア”を行うのが通常ですが、今回のGinza Editionでは、会場のGinza Sony Parkのコンセプトである「公園」をテーマに約1カ月というロングスパンで実施されます。
Ginza Editionのメインコンテンツのひとつが、25〜30組が毎週末入れ替わり、合計約150組の出展者(国内外の出版社、ギャラリー、書店、アーティスト)が来場者と直接コミュニケーションを図る「Exhibitor Booth」。そして平日には、ブースと入れ替わる形で「Art Book Vending Machine(アートブック販売機)」が登場します。この販売機には、週末のブース出展者が「出展料」として10冊ずつ提供したアートブックが合計で約1500冊ストックされており、キーワードを選ぶとそれに紐づく1冊が受け取り口から出てきます。出展者とのコミュニケーションを経てアートブックを手にするか、キーワードを頼りに偶然の1冊が差し出されるか、その経緯も含めて貴重なアートブックとの出合いの場が生まれます。
そして、週替わりで開催される4つの展覧会も充実のラインアップです。イギリスが拠点のOK-RMと写真家ダニエル・シェアのコラボレーション、現代アーティストの河井美咲、写真家のホンマタカシ、そして映画監督でアーティストのミランダ・ジュライが印刷物にまつわる作品を展示します。
アジアでも最大規模のアートブックフェアとして進化を続ける東京アートブックフェア。今年はさらに、印刷文化との新たな出合いの数々が待っています。
TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition
開催期間:2019年3月8日(金)〜4月14日(日)
開催場所:Ginza Sony Park
東京都中央区銀座5-3-1
開場時間:10時〜20時 ※3月8日は17時〜21時
会期中無休
入場無料
https://tokyoartbookfair.com/ginzasonypark