「天空の城ラピュタ」などの背景画家、山本二三のリアリティに触れる。
静岡市美術館で8月4日から始まる展覧会『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女~』では、この画家の世界に迫ります。普段あまり意識されることのない、しかし物語を支える重要な要素である背景画。アニメーションの中では一瞬しか見ることのできないこの名手の作品を、初期から最新作まで約200点、未公開作品や準備段階のスケッチであるイメージボードも含めて紹介しています。宮崎駿や高畑勲、細田守といったアニメーション映画監督の中心的スタッフとして活躍してきた、この色彩豊かで緻密な背景画家が生みだすリアリティを、ぜひご堪能ください。(Pen編集部)
『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女~』
8月4日(月)~9月23日(火・祝)
静岡市美術館
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F
TEL:054-273-1515
開館時間:10時~19時(入場は閉館の30分前まで)
休館日 :9月1日(月)、9月8日(月)、9月16日(火) ※8月は無休
料金:一般¥900、大高生・70歳以上 ¥700、中学生以下無料
http://shizubi.jp/exhibition/future_140804.php