精緻な針金の立体文字で文豪の直筆原稿が迫る、荒井美波の「Trace of Writing」展。
作者の荒井さんは武蔵野美術大学在学中の昨年に、この『Trace of Writing』で三菱化学ジュニアデザイナーアワードの佳作を受賞。アワードの審査員も務めた都築さんは「立体写経」と評し、「知的刺激に満ちた作品」と好意的に紹介しています。文字は思考の軌跡であり、元々はペンや筆といった筆記用具を手にもって書くという行為の産物。でも近頃はキーボードを打つばかりで手書きの頻度はかなり減っているはずです。「書く」という行為について、この機会に考えてみるのはいかがでしょうか?(Pen編集部)
『荒井美波「Trace of Writing」』
1月15日(水)~2月2日(日)
会場:TRAUMARIS|SPACE
住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F
TEL:03-6408-5522
開場時間:16時~24時(火~土) 14時~22時(日)
定休日:月曜
無料
http://www.traumaris.jp
トークライヴ(ゲスト:都築響一)
1月19日(日)17時~18時30分