印象派を超えて――ファン・ゴッホ、スーラ、モンドリアンらの色彩を巡る展覧会が、国立新美術館で開催されます。
新印象派の代表的な画家で、点描画法を開拓したスーラ。
その点描画法をシニャックが理論化したことは、抽象絵画の創設にも大きく貢献しました。
オランダからパリに出たファン・ゴッホは同じく新印象派の技法に着想を得て色彩を探求し、やはり点描を通過したモンドリアンは後年、三原色による宇宙的な調和に満ちた抽象絵画を描くようになります。
六本木の国立新美術館で10月4日から開催される、『印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで』展は、スーラ、ファン・ゴッホ、モンドリアンを中心にした、フランス、オランダ、ベルギーの画家たちによる色彩の探求を検証するものです。
オランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に展示される、油彩画、水彩画、素描、約90点を通じ、絵画の真髄ともいえる色彩の輝きを新たな目で捉えなおす展覧会。印象派、点描画に目がないアート好きは、絶対に見逃せません! (Pen編集部)
『印象派を超えて―点描の画家たち
ゴッホ、スーラからモンドリアンまで』展
10月4日(金)~12月23日(月・祝)
国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10時~18時(水~木、土~月)
10時~20時(金)(入場は閉館30分前まで)
休館日:火
料金:一般¥1,500
展覧会ホームページ: http://km2013.jp/