人の暗部を描く絵画と身体の彫刻、ふたりの作家が金沢21世紀美術館で共演。

人の暗部を描く絵画と身体の彫刻、ふたりの作家が金沢21世紀美術館で共演。

文:川上典李子

マーク・マンダース『乾いた土の頭部』2015-2016年 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

【Penが選んだ、今月のアート】

複雑な心理や多様な関係性を宿し、寡黙ながらいくつもの解釈を誘う作品で注目される作家を同時に紹介。人の暗部を捉えたようなミヒャエル・ボレマンスの絵画と、身体の断片が鮮烈な印象のマーク・マンダースの彫刻作品、計約80点。ふたりの作品による空間構成を鑑賞できる貴重な機会だ。

『ミヒャエル・ボレマンスマーク・マンダースダブル・サイレンス』
開催期間:9/19~2021年2/28
会場:金沢21世紀美術館
TEL:076-220-2800
開館時間:10時~18時(金曜、土曜は20時まで、1月2日、3日は17時まで)
休館日:月(11/23、1/11は開館)、11/24、12/29~1/1、1/12
料金:一般¥1,200(税込)
※日時指定予約制
www.kanazawa21.jp
※臨時休館や展覧会会期の変更、また入場制限などが行われる場合があります。事前にお確かめください。

人の暗部を描く絵画と身体の彫刻、ふたりの作家が金沢21世紀美術館で共演。
Feature Culture 海と自然へのオマージュと、伝統を超えるロイヤル コペンハーゲンの新たな感性
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