石岡瑛子の肉声が響く中、鮮烈なグラフィックを見る。

石岡瑛子の肉声が響く中、鮮烈なグラフィックを見る。

文:川上典李子

PARCOポスター『鶯は誰にも媚びずホーホケキョ』1976年 写真:横須賀功光

【Penが選んだ、今月のアート】

石岡瑛子が活動を開始した1960年代から、80年代にニューヨークに渡るまでの日本での仕事にフォーカス。革命的な作品の数々を前期、後期と分けて展示。貴重なグラフィック・アート作品の紹介も。東京都現代美術館での展覧会と同様に本人の話し声が響く会場からは、時代の精神そのものを広告に込めるべく挑んだ表現者としての情熱が伝わってきて、心を揺さぶられる。



石岡瑛子のレトロスペクティブで、果敢に挑んだ“感情のデザイン”に圧倒される。

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ピカソやウォーホル、リヒターにベーコン。休館前の横浜美術館で20世紀の西洋美術をたどる。

『SURVIVE - EIKO ISHIOKA/石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか』
開催期間:2020年12/4~2021年3/19
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
TEL:03-3571-5206
開館時間:11時~19時 
休館日:日、祝、1/24~2/2
入場無料
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/
※臨時休館や展覧会会期の変更、また入場制限などが行われる場合があります。事前にお確かめください。

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