高温に加え、湿気が続く日々。一日中海やプールに「ドボン」と浸かっていられたら良いけれど、そうもいかないのが現実。
せめて眼だけでも涼し気なものを見たい…と爽やかな動画や画像を検索する人は多いはずだ。そこで海外にある「アンダーウォーター・レストラン」をご紹介する。
水族館のような楽しさに加え、神秘的な雰囲気が漂うのもアンダーウォーター・レストランならでは。こんな場所で食事をしたら、日々の喧騒も暑さも忘れてしまいそうだ。
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1.「Under」(ノルウェー)
ノルウェー南部の海辺の町・リンデスネスにある欧州でもっとも大きなアンダーウォーター・レストラン。冷たい北海の水を眺めながら、地元産の素材を調理した料理を堪能できる。建物はノルウェーの建築事務所「Snøhetta」が設計。厚いコンクリートの外壁がゴツゴツとした海岸線に横たわるように作られており、海からの圧力や衝撃に耐える構造となっている。装飾抑え、海から光を取り込んでいるインテリアにより、窓越しの海中との「一体感」をより高める効果を発揮している。2019年3月に開店し、すでにミシュラン1星を獲得済みだ。
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2.「Ithaa Underwater Restaurant」(モルディブ)
ランガリ島にあるホテル「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」のレストラン。壁と天井がチューブ状になっており、180度海中を楽しめるのが魅力だ。モーニングカクテルからディナーまで一日中利用可能で、フュージョン料理をサーブしている。ターコイズブルーの海とスイスイと泳ぐ魚を眺めながら、リゾート感を満喫できるレストランだ。
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3.「Ristorante L' Olivo at Al Mahara」(ドバイ)
ドバイの最高級ホテルの一つ「ブルジュ・アル・アラブ」(自称「7つ星」ホテル)のイタリアン・レストラン。サンゴ礁の中を泳ぐ魚を見ながら、優雅なひと時を楽しめる。インテリア全体が洞窟のような装飾になっているので、「水中」「海底」の雰囲気をより味わうことができるのも人気の秘密だ。
4.「Subsix」(モルディブ)
ダール環礁にある「ニヤマ・プライベート・アイランド・リゾート」は。水上コテージが並ぶラグジュアリーなリゾートホテル。コテージからレストラン「Subsix」まではスピードボートで移動し、入口の階段を降りるとそこはまさに「海中」。窓からターコイズブルーの水の風景が目の前に広がり、天井のカピス貝やシートに装飾されたデコレーションがサンゴ礁を思わせる。まるで竜宮城のようなレストランだ。
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5.「Cargo Hold」(南アフリカ共和国)
Cargo Hold Restaurant, South Africa pic.twitter.com/epg5Z8LAEn
— This Is My Africa (@thisismyafrika) August 30, 2020
南アフリカ東部、ダーバンにある「海」のテーマパーク「ウシャカ・マリーン・ワールド」にあるレストラン。船を改装した店内は錆びたパイプなどをあえて残し、海賊船のような雰囲気のエリアも。目の前に鮫が現れる迫力を体験しながらの食事は、涼しさだけでなくエンターテインメント性も満点だ。
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冷たい北海の水の中。
「Under」(ノルウェー)の映像はこちらから。
窓の向こうに大量の魚が泳ぐ。いつまでも見ていたい。
北欧のレストランを取材するトラベルブロガーのYoutubeチャンネルより。新鮮な魚介をふんだんに使ったモダンかつ実験的な料理が美しい。動画を通じて味も伝わってきそうだ。
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「Under」の外観および建築工程が分かる動画(時間が遡って早回しになっている)。