スニーカーのような快適さを備え、ドレスシ ューズ然とした品格をもつ。THE ONITSUKAの靴は、そんなハイブリッドなデザインにフォー カスされることが多い。しかし真の魅力はそう単純ではない。『人々の生活に喜びをもたらすものこそ、ラグジュアリーの本質』と解釈するブ ランドの真価は、もっと深いところにある。
デザイン・機能・環境、 三位一体で照らし出す シューズの未来
THE ONITSUKAの母体は、70年以上の歴史を誇るオニツカタイガー。シューズづくりの分野において数々の名作を生み出した知識や経験を余すところなく活かした靴は、群を抜いて快適。 国内のみならず、世界中で評価が高い。加えて、このデザイン美。ミニマルに削ぎ落とされたスタイルは不朽の美しさを備え、それでいてカッティングエッジ。
これらは、国内の自社工場で熟練の職人が手作業で行うからこそ、たどり着くことができたものだ。先鋭的な美しさは、そんな日本の美意識に支えられたものといえる。
さらに重要なのは、サステナビリティも同時に体現しているということ。特筆すべきは、神戸牛由来の神戸牛レザーをアッパーに採用している点だ。これまで廃棄されていた皮をアップサイクルすることで、無駄をつくらず、最上質な素材の活用に成功している。
近い未来、スタンダードになるであろう要素を現時点で満たすTHE ONITSUKA。その誕生と進化を同時代に体験できることは誇りだ。
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ワードローブの定番にしたい、 新時代の価値観に沿う顔ぶれ
NEW BASICS for MEN
時代を超えて愛されるタイムレスなデザイン、それこそがTHE ONITSUKAの魅力だ。たとえば、写真右端の「レースアップ エムティー」は 1950年代のクラシックなバスケットボールシューズをミニマルにリデザインしたもの。左隣の「ブローグ」は70年に発売されたゴルフシューズがモチーフ。
ウイングチップの翼がヒールまで続くロングウイングチップ仕様で、アメリカンクラシックを彷彿させる。一方、中央の「サイ ド ゴア ブーツ ロー」はミニマルを極めたデザイン。左端の「モンク エス」は、ワンタッチで取り外しできるロゴ入りのバックルを採用し、ノーブルな佇まいが美しい。流行に左右されないデザインは現代の価値観に即したアプローチだ。
NEW BASICS for WOMEN
THE ONITSUKAのウイメンズはメンズライクでクラシックな佇まいが特徴だ。右端は適度なボリューム感が魅力の「ビット ローファー」。装飾を極力ミニマルにすることで優美さも両立している。左隣はウェッジヒールを備えた「ウェッジ オー」。クラシックな内羽根タイプにこのソールを搭載するというアプローチが新鮮だ。
中央左の「スリッポン」は、細身のシルエットが美しい。厚いソールとあいまった、建築的なフォルムを備えた一足で、カジュアルからドレスまで幅広く活躍する。左端はゴルフシューズが モチーフの「ブローグ」。ひび割れを加えたメタリックなアッパーは、前衛的なようで実は汎用性が高い。いずれも唯一無二の個性が光る。
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モードと共鳴する、注目の新作
ダービースタイルに、かつてない解釈を
流線を駆使したソールが特徴の新作「ウィガー ヴ」。アッパーはクラシカルなダービースタイルだが、新ソールとのコンビネーションが秀逸。 スポーティでありながらカジュアルに転びすぎないのは、ドレスシューズにも使用される上質なステアガラスレザーを使用しているため。ロ ングコートにワイドパンツ。シックなモード・スタイルに、絶妙なツイストを効かせてくれる。
足元で、ストイックに主張するエレガンス
ブーツタイプである新作の「ウィガーヴ ブーツ」。 こちらは、アッパーは編み上げのオーセンティックなブーツスタイルで、ステアガラスレザー とナイロンのマテリアルのコントラストがモダン。ラギッドに偏らない、洗練された武骨さが 魅力的だ。こんなエレガントかつフェミニンな スタイリングのハズしにも最適。足元のボリューム感が着こなしにメリハリを与えてくれる。
●問い合わせ先/オニツカタイガージャパン お客様相談室 TEL:0120-504-630