砂漠に佇むジョシュアツリーの神秘的な佇まい。その独特な美しさを、クラシカルなランニングシューズに昇華した新作が誕生した。シューズデザイナーのサレヘ・バンバリーとニューバランスによる最新コラボレーションモデル「MADE in UK 1500」である。

英国・フリンビー工場で製造される「1500」は、1980年代後半のテクノロジー主導型デザインを現代的に解釈した洗練されたモデルとして知られている。今回のコラボレーションでは、"Growth be the tree（成長は、樹となる）"というコンセプトのもと、アメリカ南西部の砂漠地帯からインスピレーションを得た新たなストーリーが紡がれた。

アッパーには上質なピッグスエードとメッシュ、合成素材を組み合わせ、砂漠を思わせるタンカラーを基調に、クールなグレーのコントラストが絶妙なバランスを見せる。これは乾燥地帯に点在するジョシュアツリーの姿を表現したアースカラーパレットだ。さらに、つま先部分にはリフレクティブディテールを配し、シュータンには両ブランドのロゴが織り込まれた専用ラベルを採用。ENCAPミッドソールや刺繍で表現されたドロップシャドウのNロゴなど、随所に丹念な仕上げが光るディテールを纏っている。

2009年からインダストリアルデザインの知見を活かしてフットウェアデザインの世界で活躍するバンバリーは、これまでも数々の名作シルエットを世に送り出してきた。今回の1500では、旅をテーマにした新プロジェクトの一環として、自身の創造的解釈を重ねた一足となった。

T-HOUSE New Balance、ニューバランス公式オンラインストア、その他一部の取扱店舗にて展開される本作。アーシーなカラーパレットと1500のクラシックなシルエットが織りなす洗練された佇まいは、ストリートシーンに新鮮な風を運んでくれそうだ。

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