機械式腕時計の世界に本格的なデジタル表示をもたらしてから10年。さらに日付表示を追加した「ツァイトヴェルク・デイト」が登場した。ダイヤル外周のガラス製リングにプリントされた日付を、赤くハイライトする新機軸。8時位置にはデイト送り、4時位置には時針を1時間ごとに送るボタンを追加して、容易に午前と午後を区別することができる。この進化は、新たな自社製手巻きムーブ開発の成果だ。
1秒ごとにステップする秒針が斬新な「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」には、ブラックダイヤルが登場。ホワイトゴールドのケースと時分針、ロディウム仕上げの秒針とのコントラストが精悍だ。「ランゲ1“25th アニバーサリー”」は、ブランド復興後、コレクションを発表してから四半世紀を祝う記念エディションの第1作。記念の年に、月1本のペースでリリースを続けるというのもホットな話題だ。