ピアジェ
PIAGET

プレシャスストーンの名手が魅せる、
美しき隕石。

アルティプラノ(左)

自動巻き、18KPG、メテオライト文字盤、ケース径40㎜、ケース厚6.36㎜、パワーリザーブ約44時間、3気圧防水、世界限定300本。¥3,294,000(税込、予価、6月発売予定)

ピアジェ ポロ(右)

自動巻き、SS、ケース径42㎜、ケース厚9.4㎜、ギョーシェ装飾のグリーン文字盤、日付表示、パワーリザーブ約50時間、アリゲーター革ストラップ、10気圧防水、世界限定500本。¥1,134,000(税込、予価、6月発売予定)

マニュファクチュールでありながら世界的ジュエラーという特別の地位をもつピアジェ。貴石・半貴石を自在に操る手練が、今年はメテオライト(隕石)を手なずけた。「アルティプラノ」に登場した新作の文字盤は、アフリカ大陸に落下した鉄隕石をマテリアルにしている。独特の模様は、隕石の表面に酸化処理を施して浮き出させた“ウィドマンシュテッテン構造”。鉄隕石に含まれるニッケルが結晶化したふたつとない模様は、人為的には再現できない銀河系の神秘である。プレシャスストーン並みの価値をもつその素材にガルバニック処理を施して安定化させ、独特の風合いをもつグレーの発色を得ている。今年のコレクションではトゥールビヨンにも採用された“隕石のダイヤル”は、シンプルなピンクゴールド製2針デイトのしつらえにもよく映える。
「ピアジェ ポロ」は1979年のデビュー以来、ピアジェのスポーティなイメージを担ってきたシンボリックな存在。そのコレクションの40年目に、目を射る華やかなグリーンの新作が登場した。文字盤には巧みなギョーシェ装飾が施され、入射光の角度によって、緑色はシルクサテンの艶からベルベットの深みへと移ろっていく。アリゲーター革ストラップもダークグリーンで合わせ、トーンオントーンのスタイリッシュなモデルに仕上がっている。