マーク・ニューソンが手がける、アートピースなクロックが誕生。

【気になる+α ジャガー・ルクルト】マーク・ニューソンが手がける、アートピースなクロックが誕生。

「アトモス 568 by マーク・ニューソン」。手巻き(ジャガー・ルクルト製キャリバー568搭載)、バカラクリスタルケース、ケースサイズ147×265mm、ケース厚230mm、時、分、月表示、ムーンフェイズ、¥3,132,200(税込み)

ジャンルの枠に捉われない、画期的なプロダクトを次々と生み出すのが、デザイン界の至宝、マーク・ニューソンです。現代のデザイナーの中でも最も影響力のある彼が、SIHHでジャガー・ルクルトのアイコニックな置き時計アトモスの新作「アトモス568 by マーク・ニューソン」を発表し、大きな話題となりました。

そもそも今回は、2008年から取り組んでいるジャガー・ルクルトとマーク・ニューソンの3度目のコラボレーション。1833年に創業者のアントワーヌ・ルクルトによる革新の精神を受け継ぎ、世紀を超えて愛される「アトモス」への新解釈をマーク・ニューソンが加えたかたちとなります。

キャビネットに”エクストラホワイト”のガラスを使用し、色調を変えることなく、光が直接アトモスに降り注ぐように設計されています。かつてないほどの透明感を実現した、革新的な置き時計なのです。この透明感は、自然と輪列に目が奪われるデザインと言えます。輪列は混合ガスを封入した密閉カプセルで、気温が上昇すると膨張し、気温が低下すると収縮することにより、置き時計のムーブメントを巻き上げる、まさに”肺”のような機能をつかさどっています。

また内側だけでなく、外装にも繊細な意匠は施されています。流麗なパーツのラインに「ATMOS 568」とブルーの表記やバイカラーの針といった存在感のあるカラー使いは、置き時計というカテゴリーを超えて、アートピースの佇まいを実現しています。ムーブメントの裏側には、マーク・ニューソンのさりげないサインも示されており、時計好きならずとも、視線を奪われるプロダクトといえるでしょう。(文:Pen編集部)

【気になる+α ジャガー・ルクルト】マーク・ニューソンが手がける、アートピースなクロックが誕生。

デザイナーのマーク・ニューソン(左)と、ジャガー・ルクルトのクリエイティブ ディレクター、ヤネック・デレスケヴィクス(右)。2月に来日し、東京でプレゼンテーションが行われた。

●問い合わせ先/ジャガー・ルクルト TEL 0120-79-1833

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