“やわふわ”がクセになる、冷たい博多うどんを知っていますか？
そもそも、博多うどんってどんなもの？
Pen8/15号連動企画 もっと知りたい「おいしい東京」
箸で持ち上げると切れてしまいそうな麺ですが、決してのびているわけではありません。この“やわふわ”な麺こそが、博多うどんならではの個性であり、魅力なのです。博多は古くから商売が盛んな商人の町として栄え、昔もいまも行列や待ち時間を嫌う傾向にあります。そんな時間にシビアな博多っ子の気質に合わせ、素早く食べられるようにと茹で置きのやわらかい麺のうどんが普及しました。江戸時代のファストフード、といったところでしょうか。
現在でも博多では、うどん店が点在。時間のない昼食はもちろん、酒を飲んだ後の〆、二日酔いの朝にもうどんを食べることがお決まりだとか。香り豊かで、ほんのりと甘めの透き通っただしも博多うどんの特徴です。食べ慣れてきたら、通常よりさらにやわらかい麺「麺柔（めんやわ）」に挑戦してみては？
やわらかくふわふわの食感は、約50％という多加水の製麺技術の為せる業。30～35分かけて茹でた麺を冷水で一度締め、温め直して提供しています。
いりこをベースに、サバ、カツオ、アゴ、昆布などを組み合わせてだしをとり、九州産の薄口醤油で仕上げています。透き通ったきれいな黄金色で味わいは甘め。
丸天、きつね、ちくわなど、大ぶりで食べ応えある、多彩なトッピングが特徴。「よかよか」では、名店「やまや」から取り寄せた明太子もラインアップ。
わかめ ￥100
ちくわ ￥100
きつね ￥100
肉 ￥200
かしわ ￥200
丸天 ￥200
ごぼ天 ￥200
めんたい ￥300
忘れちゃいけないサイドメニュー
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かしわ飯 ￥150
九州では昔から鶏肉を「かしわ」と呼びます。噛むほどに旨味を感じる弾力のある親鶏は、トッピングでも人気の一品。ごぼうと一緒に混ぜご飯にしています。
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三角いなり ￥80
ご飯に黒ゴマが入った稲荷寿司は小ぶりなサイズがちょうどよく、うどんのだしとも相性抜群。15時までのランチタイムには、お得なセットもあります。
博多うどん よかよか
東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館地下1階
TEL:080-5536-4980
営業時間：11時～15時（ランチ）、15時～20時30分LO
祝日のみ11時～17時30分LO
定休日：日曜、不定休
http://hakataudon.com